伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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利根川 本当にマムシ います

2014-06-03 18:06:09 | Weblog
伊勢崎市内を流れる利根川の河川敷には
「マムシ注意」の看板がたくさん立っています。

伊勢崎市は平野部の都市なので、
もともとマムシはいなかったはずです。

しかし平成19年の台風9号により、
上流の南牧村に大雨が降ったときに
流木などといっしょに下流の伊勢崎にマムシも流れ着いて、
それが繁殖したという話です。

「散歩させていた犬がマムシにかまれた」、
という噂を、何年も前に聞きました。

しかし、その後
はっきりした目撃情報は無かったので、
一種の「都市伝説」のようなものかと
高をくくっていましたら大間違いでした。

渡船フェスタで大賑わいだった
境島村地区の渡船乗り場にも、
マムシ注意の看板があります。

田島弥平旧宅がある、
利根川南岸の島村地区にも土手の近くには
マムシ注意の看板があります。
島村小学校にもありました。

まもなく田島弥平旧宅は
世界遺産になる予定ですので、
そうなれば大勢の人が来るはずです。

もし、マムシにかまれた場合の対応は
大丈夫なのか調べました。
血清は境地区の鶴谷病院に置いてあるとのことなので
ひとまず安心しました。

では実際にマムシがいるのか?

救急搬送を担当する伊勢崎消防本部の
警防課長さんに本日たずねたところ、
なんと、島村渡船の船頭さんが、
1年間で5匹もマムシを捕まえた
そうです。

これはたいへんな数です。
船頭さんは、船の操縦が仕事であって、
マムシを探したり捕まえるのは仕事ではありません。

船置き場と乗り場を往復する途中で、
たまたま捕まえたマムシが5匹以上ということです。



広い利根川の河川敷の草むらには
いったいどれほどのマムシが潜んでいるか、
相当な数と思われます。

私は警防課長さんの話を聴いてビックリしましたが、
いっしょに聞いていた消防本部の職員さんも、
この話は知らずに、ビックリされていました。

これほどマムシがいるというのは重要な情報です。
もっとひろく市民に周知しなければ、
マムシにかまれる事故の予防ができません。
市民の安心・安全を守る上で一大事です。

市役所の安心安全メールや、
市の広報誌などで、このことを
もっと広く周知するようにお願いしました。

これから暑くなりますので、
マムシの動きや、人間の動きも活発になります。
そして世界遺産登録になれば、
今まで以上に大勢の人が訪れます。

市民の皆さん、観光客の皆さん、
伊勢崎市内の利根川の土手付近を歩く場合は、
マムシに十分注意して、決して草むらには
入らないようにしてください。
お子さんにもよーく注意してあげてください。

利根川河川敷には、
ちびっ子広場という子どもの公園があります。
ラグビー場や、グランドゴルフ場、ターゲットバードゴルフ場、
サイクリングロードなどもあります。

本当に危険であることを
広く、早く、知らせなければなりません。

伊勢崎市のホームページでは、
このように注意を呼びかけています。

田島弥平旧宅や利根川の周辺では、マムシやハチの巣が
 発見されておりますので注意してください。特に、
 草木の多い場所へ不用意に侵入しないようにしてください。
 万が一の際の対応については別添のチラシを参照ください。

 (別添のチラシはこちらです)

私は念のためのお知らせ程度に受け止めていましたが、
事態は深刻でした。
みなさん、ご注意下さい。



P.S.(参考)
心肺停止した時に使用するAEDは、
田島弥平旧宅の近くでは、
島小学校、隣の案内所、島村公民館においてあります。



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