伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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ショッピングカートと障害者

2019-12-26 17:21:55 | Weblog
(ショッピングカート)

視覚障碍者の女性から話を聞きました。
視覚障害と言っても、全盲ではありません。
強い視野狭窄で、真正面のごく狭い範囲しか見えません。

彼女はスーパーマーケットで買い物をする時、
ショッピングカートを押しますが、
とても狭い範囲しか見えないので、
気を付けていても、他のお客とぶつかってしまいます。

最近の群馬県内のスーパーマーケットは、
障碍者専用の駐車スペースを確保し、喜ばれています。

しかし、障害者が一歩店内に入ってしまうと、
車いす使用者など、外見で分かる障害者以外の障害者は、
健常者と区別できません。

それゆえ視野狭窄の彼女は、周りの人の動きに
とても注意を払い、ゆっくり動くのですが、
それでも人とぶつかることがあり、
「気を付けろ!」とたびたび怒鳴られてしまいます。

辛い思いをするたびに謝ります。
自分が視野狭窄の障害者であることを、
なんとか周りの人にも分かってもらいたいと考え、
その女性は良い方法を思いつきました。

それは、障害者用のショッピングカートです。
外見ではわからない障害をお持ちの方も使用できる、
障害者であることが一目でわかるカートがあれば、
周りの人に分かってもらい、配慮してもらえるのではないか。

このアイディアをぜひ実現して欲しいと、
視野狭窄の女性から強く要望されました。
私も非常に良いアイディアだと思いましたので、
その場で車いす議員の高橋さんへ電話で相談しました。

高橋さんは、これまでスーパーマーケットに、
思いやり駐車場をたくさん実現してきた実績があります。

特注のショッピングカートを作らなくても、
マークや色などで、障害者用であることが分かれば良いと思う、
と私から高橋さんへ相談したところ、
それならヘルプマークを付けたら良いのでは、
とアイディアを頂きました。



ヘルプマーク
義足や人工関節を使用している患者、内部障害や難病の患者、精神障害、知的障害[1]または妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成された、東京都によるマーク。

実現に向けて、行政や業界へ働き掛けたいと思います。



(カフェ訪問)

市内にある「蔵カフェ きつねくぼ」を訪問。
BGMは小さめの音のJAZZ。
ときどきライブをやるそうです。



店に飾ってあるジャズトリオの陶器の人形は、
知人に特注で作ってもらったそうです。三体で8,000円。
すごくよくJAZZ演奏の雰囲気が出ています。









リーモーガン「キャンディ」 ブルーノート1957年







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