伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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70代女性 余生に希望が持てません

2015-02-28 13:55:35 | 心の時代
(本日の読売新聞「人生案内」から)

余生に希望が持てない70代女性からの相談です。
・うつ病で17年間通院しながら、生活保護と年金で独り暮らし。
・ぎりぎりの生活なので、トイレは電気をつけず、
 冬はシャワーですませ月に2回湯船につかるのが楽しみ。
・楽しみはボケ防止に新聞を読むこと、散歩、観葉植物の世話。
・趣味はお金がかかるのでやめ、友人との付き合いも疎遠。
・いっそ死んでしまったほうがどれだけ楽か。
・明るい希望がどこにも見いだせないのです。

本日の回答者は精神科医の野村総一郎さん。
・うつ病と貧困に苦しむ独り暮らしの生活胸に迫ります。
・鴨長明の「方丈記」が胸に浮かびました。
・「人間の世界はただ心の持ちよう次第」と喝破しています。
・あなたは湯船のひとときの幸せや、散歩や
 植物を育てる楽しみなど見つけている。
・お金のかからない楽しみ方を見つけていくことが
 生きていく道しるべとなるのではないでしょうか。
・見渡せば、人との交わり、自然を愛でるなど、まだまだ
 新しい喜びを再発見できるのではないかと感じました。

読売新聞の人生案内は、複数の専門家から
毎日すばらしい回答が掲載され、
人生や社会のあり方を考える上でとても勉強になります。



(ネバダレポート)

国の借金は1000兆円以上に膨らみ、
さらに膨張し続けています。
このままでは財政破綻してしまいます。

そうなった場合、
地方自治体は無関係ではいられません。
自治体へ来るはずの地方交付税や補助金が
かなり、あるいはまったく来なくなる恐れがあります。

今から10年以上前、国会の予算委員会で
「ネバダレポート」について質疑が行われ、
当時の塩川財務大臣らが答弁しました。

日本が財政破綻し、IMFの管理下にはいったらどうなるか
ということが書かれたレポートです。
IMF(国際通貨基金)に近い筋から出たものとされますが、真相は不明。
当然ながら、公務員にとっては厳しい内容です。

もし日本政府が財政破綻すると、
国民生活全般にわたって、行政サービスが削られるでしょう。
収入や資産が十分ある方は大丈夫かもしれませんが、
多くの方はお金のかからない生活を模索しなければなりません。
この70代女性の人生相談は他人事ではないのです。



(人間主義)

自分の所得の増加を第一目標にするのでなく、
すべての人が「充実した時間」を過ごせているかを大事にする社会。
このような価値観が心の満足、幸せに結びつくと思います


暮らし方、時間のすごし方、心の持ち方、
人との交流、地球環境との接し方など、
大きく見直すべき時にきています。

みなさんといっしょに、
次の時代のあるべき姿を考え、
実現に向けて取り組みたいと考えています。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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コメントありがとうございます (多田稔@伊勢崎市議)
2015-03-01 18:20:25
けんさん、コメントありがとうございます。

文章が長くなりましたので、
3月1日のブログ上で回答させて頂きます。
よろしくお願いします。
返信する
お休みなさい (けん)
2015-02-28 23:09:41
今晩は 議員 議員のブログを見ていると 議員は 財政規律を軽視している 国のありように 危機感を募られているように感じます 藤巻健史参議院議員のブログなども見られていますよね なぜ 財政規律の問題に感心を人一倍もたれているのか 教えていただけますか
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