伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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縁側Cafe

2015-04-01 17:42:11 | Weblog
昔の日本の家には縁側があって、
ご近所のお婆ちゃんが集まって、
ひなたぼっこしながら、
いつまでもおしゃべりしてたっけ。

小さい頃は、傍で遊びながら
そんな様子を見ていたり、
おばあちゃんにつれられて、
茶飲み友達のところへも行ったねー。
たまにはお爺さんも来ました。

最近の住宅は、西洋風になったせいか
縁側のある家をめったに見なくなりました。

縁側に顔が見えると、
通りがかりの人が、ちょっと寄って腰掛けて
気安くおしゃべりできたのです。

鍵のかかったドアの前に立って、居るかどうか
チャイムのボタンを押して、部屋に通してもらってから
わざわざお茶を出してもらうのは、なんか大げさで
気楽にはよれません。

これから日本は、高齢化が進みます。
介護保険やら、デイサービスやらありますが、
体がどこも悪くない人が、気楽にご近所の
お友達のところへ遊びに行って、楽しくおしゃべりできる、
これが一番ではないでしょうか。

現在の家の構造のせいで、人が寄りにくいなら、
これからの住宅として、縁側つきの開放・交流型住宅、
ぜひ開発して普及させたら良いと思いました。
住宅メーカーや、大工さん、いかがでしょうか。

なにも、家全体を
純和風に作る必要はありません。
サンルームのように、縁側部分だけ付け足せれば
簡単な改造で済むのではないでしょうか。

場合によっちゃあ、縁台1コでも。
縁台将棋に、夕涼み、
夏には打ち水して花火なんて。

近年は、昼間は「留守」がちで、
大人は仕事へ行き、子供たちは学校へ行くような
ライフスタイルが想定されて、セキュリティの高い
個人主義的な家が設計されていると思います。
でもこれは孤立しがち。

これからの高齢社会では、
住民は家に「居る」ことが多くなります。
お互いに気軽に交流できるように、
よりオープンな家や、通り、街の構造に変えて行く事が
快適な暮らしや地域づくりにつながるように思います。




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1 コメント

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ありました (多田稔@伊勢崎市議)
2015-04-02 14:37:55
福島県西会津町に、
「縁側カフェ」というすてきなお店がありました。
http://kinokohouse.jp/cafe
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