伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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JAZZの オーディオチェック用アルバム

2018-12-13 17:43:57 | Weblog
オーディオは、
シングルホーン・システム以外のスピーカーは、
高音と低音を別のホーンから出すシステムです。

私がメインで使っている
アルテックA7型のビクター・スピーカーは、
2ウエイシステムです。

最近は3ウエイ・システムのスピーカーが
多いようです。

そのほか自作スピーカーの世界もあり、
奥が深いです。

オーディオは、レコード・プレーヤーや
CDプレーヤーから出た電気信号を
アンプで増幅してスピーカーへ送ります。

次に、アンプの信号をケーブルで
スピーカーへ送ります。

私のスピーカーは、一つの端子に
コードをつなげば、音の高低に合わせて
かってに専用のホーンが鳴りますので
特に調整はありません。

自作スピーカーの場合などは、
高低の電気信号を2~3のスピーカーに
どのように振り分けるのか、
という調整が必要です。

さらに、
アンプの部分にイコライザーがあると、
特定の周波数の強度を上げ下げできるので、
自分のスピーカー特性に合わせて
微妙な調整が必要になります。

気温や湿度によって、
スピーカーのコーン紙の状態も変わりますし、
CDやレコードによって、録音状態も変わりますので、
ベストを目指すならば、その都度細かい調整が必要です。

新しいレコード針や、ケーブルなどを交換した場合、
はたして音が良くなったのか、否かを判断するには、
基準の音を持っていなくては比較できませんん。

その基準となるレコード(CD)が
オーディオ・チェック用のアルバムなのです。
それをかけることで
いつもの音よりも、どこがどう変化しているのか
あるいは変化していないのかが分かります。

また自分のオーディオが調子悪い時も、
このオーディオ・チェック用レコードをかけることで、
オーディオの調整を行います。

JAZZファンの場合、
オーディオ・チェックによく使われるのは
アート・ペッパーのアルバム「ミーツ・ザ・リズムセクション」。



録音の音質が良く、
多くの楽器が、高音から低音まで
良い音で歌うので、調整の基準にはうってつけ。

私もこれまでは、上記のアルバムを基準にしてきましたが、
ある本によると、日本一音が良いと言われる
岩手県一関市のジャズ喫茶「ベイシー」では、
別のアルバムをオーディオ・チェックに
使っていることが分かりました。

それは、
デューク・エリントンの「ザ・グレート・パリ・コンサート」。
1963年、パリでのライブ録音のようです。



ベイシー店主の菅原さんは、
その名のとおり、ビッグ・バンドのベイシーの大ファンなので、
ビッグ・バンドの音がきちんと出せることが
一番重要なのだと思います。

ビッグ・バンドの多くの楽器の音がきちんと再現できれば、
トリオやソロなどもちゃんと鳴る、という
計算もあるのでしょう。

私も最近、エリントンの上記のCDアルバムを
中古で購入しました。

ビッグ・バンドにしては、録音の音が良いです。
明瞭ですっきりしていて、雑音も無し。
ビッグ・バンドの全盛期はスイング時代なので、
1949年代だと思います。

そのころは、まだ録音技術が良くなかったので、
レコードの音質が良く無いものが多いです。
しかし、このアルバムは60年代なので
音質は問題ありません。



各楽器の音もくっきりしていて、
全部の楽器がきちんと鳴るように
オーディオを調整できれば、
きっと万全の体制になるのでしょう。



ビッグ・バンドをしっかりと味わえる
良いアルバムにめぐり逢えました。







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