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伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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読んで欲しい本、読んだほうが良い本

2013-11-03 21:29:22 | 行政経営
10月22日に、新入社員必読の本をご紹介しました
「新入社員」とは、公務員の新人の意味です。
もちろん民間企業の新人にも役に立ちます。

本日はBランクとCランクの本をご紹介します。
Bランクは、読んでほしい本。
Cランクは、余裕があれば読んでおいたほうが良い本です。
2度以上繰り返し読む価値がある本を選びました。

本は中古でよいので買いましょう。
どんどん線を引いたり、感想を書き込みましょう。
読み返すページの角は折っておくと良いです。
大事なのは本をきれいにしておくことではなく、
本から自分なりの着想、アイディアを得ることです。

就職すればプロですから、常に最新の知識を仕入れ
頭の中をアップデートしていくことは給料の内です。
でも、学校ではありませんから
だれもそんなことは言ってくれません。
自分で自覚して取り組むしかありません。



「県庁おもてなし課」は、高知県庁がモデルです。
今年映画にもなりました。
公務員の仕事は堅苦しいばかりでなく、
やりがいのある、さわやかな仕事でもあります。

「コンセプトのつくりかた」は、コンセプトを考え出すアドバイス。
言われたことをやるだけの人材ならば、アルバイトを雇えば十分。
正社員として雇う必要はありません。
これからの時代に必要とされるのは、
今まで無かった考え方を見つけ出す能力です。
「コンセプト」とは、「何」をつかって「何をするか」です。
自分の能力に危機感を持ちましょう。

「99%は仮説」
科学的であれば無条件で正しいと思い込みがち。
でも現代科学であっても仮説なのです。
これを知っているだけで、無意識の思い込みから解放されます。

「朽ちるインフラ」
笹子トンネルのように、例えコンクリートや鉄で造った
インフラでも、建築から50年も経てば建て替えです。
これからの時代は、戦後作ってきたインフラが
一斉に建て替えの時期を迎えます。
人口と税収が増え続けてきた時代に作ったものを、
人口が減り続ける時代に維持できるのか?

「超マクロ展望世界経済の真実」
今の経済は、景気がいい、悪い、というレベルでなく
歴史的に見ると資本主義の転換期に来ているのです。




「ホウレンソウ禁止で~」
公務員の職場は、長く職場にいると
一生懸命やっていると評価されがちですが、
長くいることと仕事で成果を出すことはまったく別です。
むしろ、同じ程度の成果なら、
長くいるほど時間外手当が発生し、仕事の生産性は低下します。

「これから10年、活躍できる人の条件」
いてもいなくてもいいひと、
いなくてもいいひと、ではなく、
いないと困る人になることが必要です。

「商店街はなぜ滅びるのか」
全国の自治体で商店街不振の問題がありますが、
歴史的、政治的な背景があるのです。
これをヒントに、他の行政課題も分析してください。

「なぜ小さなコスメ店が~」
地方商店街の振興に、マーケティング理論を使って
取り組みます。
地域振興のワクワク感を感じて、
次は仕掛ける側にまわってください。

「コミュニティデザインひとがつながる~」
日本を代表するコミュニティデザイナー山崎亮のしごと。
行政職員なら、仕事として地域振興に取り組めます。
彼の地域デザインのセンス、人をつなぐ力、未来を提示する能力、
学んで行政の仕事に生かしてください。

「仕事をしたつもり」
だらだら長時間職場にいるだけでは意味が無い。
自分の時間の使い方、仕事の仕方に気をつけましょう。

「人生がときめく片づけの魔法」
掃除の本ですが、モノだけでなく、精神もすっきりします。
前回必読のAランクの本を紹介しました。
その中の超整理術の本や、デザインの本と、
不要なものを捨てるという点でつながっています。

「武器としての決断思考」
仕事や人生は決断の連続。
決断の仕方を知らずに、時間だけかけても
良い決定は出来ません。

「グローバル定常型社会」
資本主義経済が目的とする無限の経済成長は
地球が有限なので不可能です。
いかに持続可能な社会へ移行するかが課題です。

「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」
なぜ働いても働いてもこんなにしんどいのか?
理由が分かります。しんどくない働き方へ
変えていく方法も分かります。
知っていたほうが良いのではないでしょうか。


左の番号は重要な順番ではありませんが、
本の内容を理解するためには、前提の知識が必要ですので、
できれば1番から順番に読んでください。

本の中身を完璧に理解してから
次のページや、次の本へ進む必要はまったくありません。
一度読んでよく分からなくても、
その部分にこだわらずに、先へ、次の本へ進んでください。

いろいろなことが分かってくると、
以前分からなかったことも、そうだったのかと
分かるようになりますし、
ふと気になったときに、読み直すのも効果的です。
先はいっぱいあるのに、小さなことで歩みを止めてしまっては
一歩も進めなくなります。

社会人になると、読書の時間を捻出するのは
難しくなってきますので、
学生の内に、Aランクと、Bランクの本は読んでおいたほうが
仕事だけでなく、その後の人生が充実します。

どの本もなんども読み返す価値があります。
あれっ、これってあの本の話とつながるな、とか、
自分の仕事の課題と関連がある、と気づくようになればしめたもの。

たくさんの本を読むほど、
過去の知識や体験がつながってきます。
たくさんの本を読むほど、自分が何を知らないのか気づきます。
自分が何をしたいのか、何を知りたいのか分かってきます。

昨日まで知らなかったことを知ったり、
分からなかったことが分かるようになったり、
新しい行動ができるようになることは「成長」です。

凡人は自分の経験に学び、
賢者は読書を通じて偉人の経験に学ぶ
という言葉があります。

本や勉強会などを通じ、
学び、実践を続けていくと、同じ志の仲間とつながります。
自分の成長が実感できることは嬉しいことです。

公務員試験の合格は「ゴール」でなく「スタート」。
自分をどんどん成長させるのか、
中身は貧弱なままで、年だけ重ねていくのか、
人生の方向を決めるのは自分です。







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