伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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坂東小 30周年

2012-11-16 16:51:16 | 教育・PTA・児童福祉

(30周年)

本日、伊勢崎市立坂東小学校で
創立30周年記念式典が行われました。
おめでとうございました。

市長さん、教育長さんも駆けつけてくださり、
御祝辞をいただきました。
ありがとうございました。

式典が始まる前に、
坂東小で読み聞かせをしている
「オレンジの会」が、大型紙芝居の上演をしました。
1年生から6年生まで全員が体育館に集まり、
来賓の方にも見ていただきました。

私もオレンジの会の会員ですので、
本日は男性役の声で出演しました。



私以外は女性陣ですが、みなさん、
大型紙芝居をやるたびに、読み方が上手くなっています。
絵を引き抜く呼吸もぴったり。



ピアノ伴奏や効果音も上手です。
今日は弓を、キリ、キリ、キリ、と
引き絞る音も工夫して出していました。



(第一部)

紙芝居の後、式典の第一部は学校長挨拶、
来賓祝辞、読書の表彰や感想文の発表など。

坂東小学校は2年前に、読書推進校として
文部科学大臣表彰されています。

30年前に卒業された保護者の方が、
映像を使いながら当時の様子を話してくれました。

坂東小学校が出来たばかりのころは、
周りに家が全然無くて、まったく様子が違います。
とても興味深かったです。



(絵本作家 長谷川義史

休憩を挟み、第2部は記念講演。
人気絵本作家の長谷川義史先生をお招きして、
1時間楽しい話を聞かせていただきました。



長谷川先生は大阪人。
のっけから、子どもたちは大爆笑。
うーむ。さすがです。

私達の大型紙芝居は、上品でレベルも高いと思いますが、
長谷川先生と比べると、子ども達の食いつきはいまひとつ。
子どものハートをワシ掴みにする引き出しを
増やしていきたいと思いました。

長谷川先生の講演は、
先生が書いた絵本ををプロジェクターで投影して、
それを見せながら話をします。

大きな紙に、墨と筆で、
子どもや雷様や、おじいちゃんを
スラスラッと書きながら話もします。



長谷川さんは小学1年生のときに、
病気でお父さんを亡くしました。
お母さんが苦労して育ててくれたそうです。
その体験が、「おかあちゃんがつくったる」という本に
反映されています。



ただ面白おかしいだけの話ではなく、
悲しみ、愛情、つらさ、いろんなものが
根底にあったのです。それを知ってぐっときました。



(どうだった?)

家に帰ってから小学6年生の三男に
大型絵本の感想を聞きました。
私は濁流に流された「男」役だったので、
「助けてくれぇー」と大声で叫んだのでした。

「お父さんの声わかった?」と聞くと、

「いつ出るか、いつ出るかとビクビクして、ずっと下を向いてた。
 男の人の絵が出たので、もう駄目だーっと思った。
 まわりの友達が一斉にこっちを見たので、
 こっちのほうが『助けてくれーっ』て気持ちだったよ」

私は、子どもたちが小さいころから、
ずっと坂東小で読み聞かせをしているので、
子どもの友人たちにもすぐにわかったようです。

長谷川先生、
ありがとうございました。



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