前橋地方創生シンポジウム
基調講演「人口減少社会の処方せん 前橋カルテ」
講師 藻谷浩介
2015年9月5日(土)前橋マーキュリーホテル
藻谷氏は、平成合併前の3,200全市町村を訪問、全国の実態を把握。
人口成熟問題、地域振興等を研究。
著書「デフレの正体」「里山資本主義」「藻谷浩介さん、経済成長がなければ
僕たちは幸せになれないのでしょうか?」「実測!ニッポン . . . 本文を読む
「ハーバード・ビジネス・レビュー」2013.4号からご紹介。
マサチューセッツ工科大教授のピーター・センゲは、
企業が環境問題を前進させるには、
組織自らを、さらに大きなシステムの一部として
認識しなければならないと指摘しています。
環境問題への取り組みが、
会社の将来を左右するほどの重要事項と認識されれば、
組織は本気になる。
企業は投下資本に対する収益率を最大化するために存在する . . . 本文を読む
一昨日のブログでは、
持続可能な社会と、そうでない社会を分ける区分として
とりあえず「資本主義か否か」で分けました。
しかし、ドイツやフィンランドは、
資本主義でありながら持続可能な社会に入ると思われるので、
資本主義で分けることは適切ではありませんでした。
より適当な区分を考えたいと思います。
(未来を考えているか)
持続可能か否かを縦軸にとり、
科学技術や産業の発展段階を横軸にとり . . . 本文を読む
一昨日のブログ
「子どもや 孫たちが 生きられる世界へ」の続きです。
(前回の話を確認)
これまで資本主義国の政策は、マトリクスの左右、
つまり「大きい政府か、小さい政府か」という違いでした。
しかし、これからは縦の軸、
持続可能を目指すのか、目指さないのか、
という違いが決定的に重要になったのです。
大前提として、持続可能な社会を選択した上で、
次の段階として、どのような社会を目指す . . . 本文を読む
(破綻後に進むべき方向)
日本の国の財政破綻は、
このままでは避けられません。
では、破綻後どのように立て直したらよいのか?
今と同じ状態に戻しても、
やがて同じことの繰り返しになってしまうでしょう。
変えなければならないのは何?
未来を考える前に、
まず現状分析。
資本主義国の通常の政府の形は、下図の「右か左の間」にあります。
ところが現在の日本は、税収は予算の半分しかないのに、
. . . 本文を読む
「未来を変えた島の学校」2回目。
うまくまとまりませんが、要点とコメントです。
ぜひ本書をお読み下さい。
請け負った岩本の苦悩
高校魅力化プロジェクトは、
日本のどこを探してもモデルは存在せずゼロからの出発。
今までのシステムを変えようとするとき、必ず反発やコンフリクトがある。
リーダーシップは苦難や修羅場の中で磨かれる。
それでもストレスがたまると岩本は深夜一人で島前神楽を海に向って舞った . . . 本文を読む
「未来を変えた島の学校」の要点と多田のコメント。
勉強になる部分が多いので、何回かに分けて報告します。
僻遠からの狼煙
産業づくりによるまちづくり。事業を起こすのも、壊すのも人。
まちづくりの原点は人づくり。
(多田:どんな仕事においてもそうですね)
この八年間で廃校寸前だった島前(どうぜん)高校は、
海外からも入学希望者が来る選ばれる高校に変わった。
この取り組みをよく知らない人からは「 . . . 本文を読む
「未来を変えた 島の学校」(岩波書店)2015.3
島根県の離島にある
「島根県立隠岐島前高等学校」。
かつてこの学校は過疎の荒波にもまれ、
各学年1学級となりました。
島の中学の卒業生の多くは島外へ進学していました。
このまま高校が消滅してしまっては、
15歳以上の子どもが島からいなくなってしまう。
高校の廃校は、地域の消滅につながりかねない。
危機感から役場が働きかけ、
島外から人材も . . . 本文を読む
ポスト・グローバル資本主義社会を考えています。
一番重視しているのは人が住み続けられること。
環境破壊が進めば、生物としてヒトは住めなくなります。
資源や汚染、他の生き物に配慮が必要です。
地球環境が維持された上で、
どのような人間社会を築き活動していくか。
私が考える基本は「サスティナブル社会」です。
環境に配慮するということは、
実は、時間に配慮することなんだと気づきました。
50年後、 . . . 本文を読む
グローバル資本主義の次の世界を考えています。
ローカルサミットの「とかちローカルサミット宣言」をご紹介します。
(要約なので、全文はリンク先をご確認下さい)
とかち口一力ルサ ミット宣言(要旨)平成20年7月13日
自然の厳しさと、広大で緑を中心にした色彩豊かな大地の息吹を五感で感じ取り、
そのいのちの輝きに感謝しつつ、子孫から預かるいのち ・ 地球の未来に向けて
熱く語り合った。
<多田 . . . 本文を読む