年末から取り組んでいる、
時代の変化に対する考えの整理、経過報告その1。
今回は第1章の途中までです。
大きな視点、長い時間の視点から、
より身近な問題へ迫ります。
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第1章 時代の大変革期(与件の確認)
○宇宙船「地球号」
地球は、宇宙船「地球号」とも呼ばれます。
もし人間が裸で宇宙へ放り出されたら、一瞬たりと . . . 本文を読む
(人口問題)
かつての日本は、
人口もGDPも右肩上がりが続くのが常識で、
いかに自分の儲けや補助金を多く分捕るかの競争でした。
しかし、人口や経済は縮小局面に入りました。
日本全体の人口も、今後100年で1/3にまで
激減すると予測されています。
社会保障制度など、支える世代のほうが少なくなるのですから、
税負担とともに、根本的に作り直さなければこの先もちません。
(環境問題)
人 . . . 本文を読む
本日は伊勢崎市民プラザで、
第25回豊受地区子ども発表会でした。
毎年楽しみにしています。
しかし今回は
午後東京出張の仕事が入ってしまったため、
開会式のみ出席させていただいて、
すぐに新幹線で上京しました。
午後1時から、品川区大崎で、
木下斉さんの講演会でした。
参加者は30名ほど。
3,240円でお話が聞けるのは
コストパフォーマンスが高いです。
木下さんが遠慮会釈なしに、
本 . . . 本文を読む
(法人税再分配の綱引き)
12月7日付け日経新聞によれば、
地方税再分配の攻防が大詰めです。
独自の税収が少ない自治体には、
国が地方交付税を配分し、一定の収入を補償していますが、
その財源が厳しくなっています。
一方で、大企業の本社が集中する東京都などの大都市は、
企業が自治体へ納める法人2税(法人事業税・法人住民税)が潤沢で、
自主財源が豊かです。
すでに2008年から、国が税収の . . . 本文を読む
「WORK RULES!」。
グーグル社の人事担当副社長が書いた本。
同社のミッションは、
「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて
使えるようにする」こと。
競争力の源泉として人材活用に力を入れています。
何よりこだわっているのは「最高の人材」を獲得すること。
実はグーグルが求めるような最高の人材は、
それぞれの組織の中で十分に活躍しているので、
転職市場には出てきません。
. . . 本文を読む
地域おこし協力隊として
長野県泰阜村に来た阿久津さん(35)は
しょっちゅうこう聞かれました。
11月13日付け全国農業新聞の記事の冒頭です。
記事によれば、地域おこし協力隊の6割は
任期後も地域に残ったそうです。
以前ご紹介した島根県の離島も移住者に人気です。
その島には入学者減少により
廃校寸前だった県立島前高校があります。
今では学校を中心に地域が再興しています。
「君は何者だ、 . . . 本文を読む
(まち・ひと・しごと創生総合戦略)
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
言わずと知れた、戦いに勝つ極意です。
いよいよ人口が減り始め、各自治体は政府の肝いりで
一斉に総合戦略を作りはじめました。
コンサルに丸投げする自治体もあるでしょうが、
自前で作る場合、会議のメンバーに人口学者を入れているか心配です。
何しろ人口の問題を扱うのですから、その専門家を中心にすえて、
学術的な研究の . . . 本文を読む
(敬老祝賀会)
本日は、富塚町と除ヶ町の
敬老祝賀会にお招きいただきました。
ありがとうございます。
天気にも恵まれ、たくさんの方がお集まりになって、
笑顔でおしゃべりに花が咲いていました。
仲睦まじい雰囲気で、なによりです。
皆さまのご長寿を心より、お慶び申し上げます。
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(「人口学への招待」読書 . . . 本文を読む
「人口学への招待」河野稠果(中公新書)
読書メモです。続編はまた改めて掲載します。
(人口構造と「人口モメンタム」)
日本の出生率は1956年以後
ほぼ半世紀にわたって人口置き換え水準を割っていた。
それにもかかわらず、人口が2005年まで増え続けたのは、
毎年の死亡数が出生数よりも少なかったから。
それは日本人口の年齢構造は長い間比較的若く、出生率が低くても
子どもを生める年齢の女性が . . . 本文を読む
(内田議員の質問、地方創生の新型交付金)
1000億円超が国の来年度予算として要求されているようです。
自治体が総合戦略に盛り込む先駆的な事業に配ります。
1000億円超のうち、580億円は内閣府の地方補助金を再編し、
残りは他の省庁の補助金などを削って捻出するので、純増は半分程度。
なぜ「交付金」なのかと言うと、もし「補助金」として配った場合は、
使い道がかなり限定され自治体の裁量権があり . . . 本文を読む