で、ブログ

アメリカ生活3年半を終え、帰国しました。
で、ブログは不精しつつも続けます。。

遺品

2008-02-24 03:25:42 | Weblog
母が長くお世話になっていた病院に、入院時の荷物の引き取りと清算、及び病状の説明を聞きに行ってきた。

病気の経過については、状況はかなり複雑だったが、だいたいは理解できたと思う。最後の転院にまつわる部分は、結果論で考えると、少し巡り合わせが悪かった感があるが、そのお医者さんとしてはその時点でベストの選択肢を選んでくれていたことは理解できたし、僕も彼の判断を支持している。

残された服その他母の所持品の入ったダンボールを渡され、叔母の家に持ち帰って開けてみた。

衣類や、くぼた夫妻がアメリカから送った手紙などが入っていた。
そして、まだ新しい便箋と未使用の封筒が。

なんと、今まで僕に手紙を書いたことのない(たぶん・・?)母が、僕に手紙を書こうとしていたらしく、書きかけの状態の手紙が残されていた。

ずっと手紙を書こうと考えていてくれたようで、手紙を書くのが遅くなってすまなかった、ということ、年末年始に誠に会うことができて、本当にうれしかったということが書かれていた。

今までの長かった入院生活で、つい先月か今月になって、初めて手紙を書こうとしてくれていたのだ。よほど誠に会えてうれしかったのだろうか、それとも、自分に残された命をなんとなく感じていたのだろうか。。

こんなの見てしまうと、、、僕らの到着をギリギリまで頑張って待とうとしてくれてたんだろうかと思い、また泣けてきた。
なんとか、最期にもう一度会うことができたら良かったなぁ。

最新の画像もっと見る