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SPEEDIなんて知らなかったとしても国民は守れた A級戦犯はマスコミ 知っていたのに隠蔽した 

2012年03月07日 | 東日本大震災・原発事故
SPEEDIなんて知らなかったとしても国民は守れた(当然トップは知っているべき=知っているはず=だったが)。もしSPEEDIの情報が無くても、アメダスの風向き情報を1時間毎に画面に出して連呼すれば良いだけの話。気象庁もメディアも意図的に行わなかった。

私も当時はSPEEDIの存在を知らなかったが、独仏と同様のシミュレーションを出せるはずだとは思っていた。3/13に停電から回復してネットが繋がってから、ブログに何度も風向きのことを書いた。アメダスの画像も貼付けた。残念ながら誰の役にも立たなかったが。

3/13-3/17のブログを見直してみると、内部被曝、風向き、ヨウ素、3/15の関東汚染、御用学者、メルトダウン、原発10機放棄(広瀬隆氏)などマスコミが何ケ月も経ってから騒ぎ立てたようなことを書き連ねていた。自慢ではなく、素人でもわかるのだからメディアも政府も当然知っていた。

(3/13)内部被爆と飛行機での放射線とは全く違う/風向きに注意 福島原発放射性物質/原発震災:子どもにトロロ昆布を http://blog.goo.ne.jp/kuba_clinic/d/20110313

(3/14)原発爆発 情報は→原子力資料情報室 http://blog.goo.ne.jp/kuba_clinic/d/20110314

(3/16)食料、ガソリンを被災地に 犠牲者をこれ以上増やさないで/なぜ原発事故は平気で新型インフルで大騒ぎ http://blog.goo.ne.jp/kuba_clinic/d/20110316

(3/17)信じちゃダメ 専門家の「安全です」 風向きに注意/「破局は避けられるか」広瀬隆氏 http://blog.goo.ne.jp/kuba_clinic/d/20110317

「アリバイ証明」は嫌いな言葉。言い訳でしかない。「本当は反対だったんだ。その証拠はここに」と、、3.11以前の自らの反核燃・脱原発への態度がその程度のものだった。今またその状態に戻りつつあるのを自覚している。署名も300名分集めたし今度の3.11には青森の集会にも参加する予定だが。

今が戦前と違うのは、曲がりなりにも言論の自由があること。しかし、震災直後の大本営報道から今も続く福島放射能安全キャンペーンをみると、言論の自由はあっても使わなければ同じことだと実感。

(知っていなければいけない立場の人が)知らないこと自体が罪悪と言えるが、知っているのに何もしないことはもっと罪が深い。一番はメディア。真実を明らかにし危険性を伝える立場にありながら、政府と一体化して情報を隠蔽し大本営発表を繰り返した。

もしメディアがメルトダウンや放射能大量放出・拡散の事実を知らなかったとしたらジャーナリズム失格だが、知っていたのに報道しなかったのであれば犯罪と言える。

同じ論理はあなたにも私にもあてはまる。子どもたちや将来の世代に対して責任は無いと言い切れますか? 原発の危険性について知らなかったのは罪だと言えるが(35歳以上は)、知っていて何もしなかった、あるいは中途半端な事しかできなかったことはもっと罪が深い。一億総懺悔とは意味が違う。まだ戦いの最中だ。

「落ち込んでいる→何もする気になれない→怒っている」のサイクルを繰り返しながら残りの半生を過ごしたくない。

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