日本医師連盟・県医師連盟はそれぞれ医師会と表裏一体の政治団体ですが、実質的に同じ組織です。なぜなら、私たちは加入届も出していないし加入の意志もきかれていないのに、医師会に入ったら強制的に加入させられ、何の断りもなく銀行口座から会費を引き下ろされているからです。
この間の経緯はいろいろとありましたが、歯科医師連盟の訴訟でこれが違法であることが確認されました。(当然ですが)
そして、下記のような理由により、6月に退会しました。
いま、自治体病院の多くは莫大な赤字を抱え、医師は不足し診療科は廃止され、地域医療は崩壊しています。この原因が、医療費・社会保障費の抑制政策と医療の市場化(弱肉強食・地方切り捨て)を推し進めてきた小泉・安倍改革にあることは、医療界内外で衆目の一致するところです。
日本医師会も、当然のことながら小泉・安倍改革に反対していています。私もそれを支持します。
しかしながら、その小泉・安倍改革に反対するために、小泉・安倍与党を支持し、組織内候補を擁立して当選させ、選挙後にその得票数でもって与党内での発言力を高めて、小泉・安倍改革の路線変更を迫るのだそうです。。
なんという○○○!
こんな国民も会員も誰一人理解できないし、そんなことが起こるわけがない夢物語を、本気で信じている医師会トップ。
しかも、それで何度も煮え湯を飲まされ続けながら、まだ金魚の糞のように与党の尻について回っているという情けなさ。。
こんなやり方で日本の医療を良くしよう、崩壊の崖っぷちから救おうなどというのは、会員だけでなく、患者さん、国民の皆さんに対する背信行為としか言いようがありません。
現実には、
与党が勝利すれば小泉・安倍改革は更に推進され、
与党が大敗したときにはじめて、政策転換が起こりうる。
そんな簡単なことが理解できないとは。。
こんな組織に強制的に加入させられて、「政治」活動に貢ぎ続けるなどということは、とても容認できることではありません。
ちなみに「与党敗北=政権交代」とは限らないし、「与党不支持=民主党支持」とも言えないことはご理解いただけると思いますが、どうやらそれもわかってないみたい。
私も、特定政党を支持しての行動ではありません。
さらに驚くべきことには、もし政権交代が起こって民主党が与党になったら、今度はその政権与党を支持するのだそうな。。(>_<)
国民に理解し支持してもらえる、医療団体としての政治・選挙運動のあり方とは、
1)医師会が目指す、真に国民のための医療を実現させるための具体的な医療政策を、国民および各政党に提示する(←ここまではやってます)
2)その政策に同意してマニフェストに取り入れる政党と政策協定を結び、選挙で支援する
たったこれだけのこと。
自らの政策と真っ向から対立する政党を支持するなどということが、国民にとっても、この国の医療にとっても、どれほど致命的なダメージを与えた続けてきたかは、いまの医療界の惨状をみればわかりそうなものを。。
なお、政治団体である医師連盟は脱退しましたが、学術・医療団体である医師会にはそのまま加入して活動しています。
前述のように、どこの医師会でも、これはいま大丈夫になっていますので、辞めたいけれど辞められないと思っている方はご検討されてみてはいかがでしょうか。
※「政治」とカッコ付きで書きましたが、私は数年前から政策中心の選挙を通して市民の手に政治を取り戻すために、公開討論会・合同個人演説会の開催や、インターネットによる市民の政治参加などを一つの目標としてきました。その立場からも、医師連盟の「政治」活動は自らの信条に相反するものと言えます。
この間の経緯はいろいろとありましたが、歯科医師連盟の訴訟でこれが違法であることが確認されました。(当然ですが)
そして、下記のような理由により、6月に退会しました。
いま、自治体病院の多くは莫大な赤字を抱え、医師は不足し診療科は廃止され、地域医療は崩壊しています。この原因が、医療費・社会保障費の抑制政策と医療の市場化(弱肉強食・地方切り捨て)を推し進めてきた小泉・安倍改革にあることは、医療界内外で衆目の一致するところです。
日本医師会も、当然のことながら小泉・安倍改革に反対していています。私もそれを支持します。
しかしながら、その小泉・安倍改革に反対するために、小泉・安倍与党を支持し、組織内候補を擁立して当選させ、選挙後にその得票数でもって与党内での発言力を高めて、小泉・安倍改革の路線変更を迫るのだそうです。。
なんという○○○!
こんな国民も会員も誰一人理解できないし、そんなことが起こるわけがない夢物語を、本気で信じている医師会トップ。
しかも、それで何度も煮え湯を飲まされ続けながら、まだ金魚の糞のように与党の尻について回っているという情けなさ。。
こんなやり方で日本の医療を良くしよう、崩壊の崖っぷちから救おうなどというのは、会員だけでなく、患者さん、国民の皆さんに対する背信行為としか言いようがありません。
現実には、
与党が勝利すれば小泉・安倍改革は更に推進され、
与党が大敗したときにはじめて、政策転換が起こりうる。
そんな簡単なことが理解できないとは。。
こんな組織に強制的に加入させられて、「政治」活動に貢ぎ続けるなどということは、とても容認できることではありません。
ちなみに「与党敗北=政権交代」とは限らないし、「与党不支持=民主党支持」とも言えないことはご理解いただけると思いますが、どうやらそれもわかってないみたい。
私も、特定政党を支持しての行動ではありません。
さらに驚くべきことには、もし政権交代が起こって民主党が与党になったら、今度はその政権与党を支持するのだそうな。。(>_<)
国民に理解し支持してもらえる、医療団体としての政治・選挙運動のあり方とは、
1)医師会が目指す、真に国民のための医療を実現させるための具体的な医療政策を、国民および各政党に提示する(←ここまではやってます)
2)その政策に同意してマニフェストに取り入れる政党と政策協定を結び、選挙で支援する
たったこれだけのこと。
自らの政策と真っ向から対立する政党を支持するなどということが、国民にとっても、この国の医療にとっても、どれほど致命的なダメージを与えた続けてきたかは、いまの医療界の惨状をみればわかりそうなものを。。
なお、政治団体である医師連盟は脱退しましたが、学術・医療団体である医師会にはそのまま加入して活動しています。
前述のように、どこの医師会でも、これはいま大丈夫になっていますので、辞めたいけれど辞められないと思っている方はご検討されてみてはいかがでしょうか。
※「政治」とカッコ付きで書きましたが、私は数年前から政策中心の選挙を通して市民の手に政治を取り戻すために、公開討論会・合同個人演説会の開催や、インターネットによる市民の政治参加などを一つの目標としてきました。その立場からも、医師連盟の「政治」活動は自らの信条に相反するものと言えます。
お金を払って、自分の首をしめさせているなんて、全く馬鹿げたことですね。
どんな業界にも大なれ小なれある悪しき慣習。
黙っていたら由とされる・・・?
今日の選挙結果、胡坐をかいてたJ党は驚きでしたでしょうし、かといって・・・
同じアナの狢とか思えたりする・・・
まあ、自分で改革するとか、声をあげるとか、そういう元気はないので、「いち抜けた」だけなのですが、
ここから先は何がどう動いて政策がどう変わっていくのか、あるいは変わらないのか、期待はしませんがとりあえずこの「揺り戻し」の影響をみていきたいですね。