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八戸市議選公報で候補者を比較 これを読めば投票する候補選びはバッチグー

2019年04月17日 | 政治・行政
明日、期日前投票に行く予定なので、少し真面目に公報をチェックしてみました。新聞の立候補者の一覧表も参考にして。。実を言うと、(個人的には)このチェックリストを読んでも投票する候補はバッチグーでは決まりません、困ったことに。。

候補者の氏名及び党派別の一覧 [92KB pdf]
選挙公報 [4721KB pdf]

▽公報に政党の公認・推薦の情報を記載していない候補者が多数。自民党が多いが国民民主も数名(いずれも数えてません)。市議会では政党・会派に関わらず市民と議員との関わりが濃密であるとは言え、最大の基本情報を掲載しないのは有権者に対して不誠実。特に上条さんは特殊な政党を「新党」としか記載しないのは意図的としか考えられない。
▽詳細に一人一人評価するのは不可能だし意味がないので、総合評価と個別の項目について検討。

▽トータルのパッケージとしては、三浦さんと山内さんがわかりやすく納得できる内容。
▽逆に総合評価で最低なのは藤川さん。この方はポスターもそうだったけど、この公報の内容では女子高生レベルと言われても仕方ないのでは(…有権者を馬鹿にしてるのだろうか)。

▽以下、具体的項目を誰が取り上げたかをチェック(敬称略)。全氏についてチェックしましたが漏れがあるかもしれません。なお、山内=やまのうちたかし、山之内=山之内ゆう、これはわかりにくい(票が割れるかも)。高橋、吉田、久保も二人ずついる。

▽年齢が記載<新聞を見ればわかることだが>:吉田こうりゅう(26)、夏坂(50)、高橋まさと(36)、山之内(35)、上条(54)、あいだ(52)、中村(57)。生年を元号・西暦で書いている候補者は他にもいるが、年齢もどのような時代を生きて立候補したのか判断する上で重要な基本情報。(平成生まれは吉田こうりゅう1名のみ)
▽ネット情報を記載:三浦、高橋まさと、夏坂、高橋貴之、中村、久保ももえ、山内(7人しかいない!)

▽具体的項目の評価から外れるが、一番面白かったのは「やしま隆」氏の「中高年の主張」。内容への賛否は別として、有権者が知りたいのはこういうことなのだろうと感じた。

▽スポーツ(一般論を除いて、本人の経歴や主張などより):吉田こうりゅう(サッカー)、ひなた(ソフトテニス)、山之内(アイスホッケー)、もりぞの(スポーツクラブ)、やしま(演劇・ダンス・音楽)、山内(柔道)、豊田(ソフトボール)、たなぶ(ダンス・フィットネス)、小屋敷(ウォーキング)、立花(体育振興会)
▽伝統文化:工藤(三社大祭華屋台)、山内(騎馬打毬)、豊田(縄文・三社大祭・えんぶり)

▽市議会活性化:三浦
▽元教職:吉田じゅんいち、苫米地、山之内、岡田(伊藤は未記載=新聞には記載)

▽給食無料化:たばた、寺地(教育費無料化)、久保しょう、苫米地
▽給付型奨学金:高橋まさと、寺地(教育費無料化)、久保しょう、苫米地、小屋敷
▽小児医療費(所得制限緩和):高橋まさと、苫米地、小屋敷、たなぶ(医療介護の助成拡充)

▽原発・核燃サイクル:たばた、山名
▽消費税:たばた、久保しょう、苫米地
▽憲法:たばた、久保しょう、苫米地、やしま

▽地域を特定:ひなた(鮫・浜通り)、松橋(大館)、あいだ(中心街)、中村(中居林・江陽)、立花(本八・中心街・長根)
▽八戸駅:岡田、工藤、山内(←駅西口開発がなぜ2002年でなはく2019年の論点になっているのか個人的には理解できないのですが)

▽子育て中をアピール:三浦、久保ももえ、たなぶ
▽その他:三浦(くらし=6項目の掛け算)、伊藤(共創・市民派)、たばた(九十億円の新工場団地批判)、石橋(八戸→はちのへ改名)、坂本(LNG、国立海洋研)、小屋敷(コンパクトシティ)

▽医療関係者:なし
▽福祉関係者:石橋(障がい者施設)、苫米地(養護学校)、高山(住職)、豊田(社会福祉法人)

▽ここに名前が出てこない方は評価に値しないという意味です。私の場合、選挙期間中に選挙運動に接する機会がほぼゼロなので、公報の情報で判断するしかありません。ただし、前述のように、これで投票行動が決まるかと言えば、そうでもないと言わざるを得ませんが。。

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