本当の人生は６０から

前にも書いたかもしれないけど、アメリカでは本当にやりたいことって６０歳から始めるらしい。ではそれまでの人生っていうと、それはその本当の人生への準備期間という位置づけだそうです。

俺は２８で結婚したんだけど、若いうちは早く結婚する奴のセリフで「早めに苦労しとけば後が楽だから」とか、晩婚の奴ほど「若いうちに遊んどかないと結婚して後悔するし、失敗する」だとか、まあ色んな意見があったような記憶があります。俺はどっちだろうか？そんなことはどうでもいいか。所詮若造のときのやりたいことってたかが知れてるから（高い意識で夢に向かって頑張ってる若者は別ですよ）から。あ？ちなみに今回の話は苦労を先にするか後にするかって話じゃないんですよ。

やりたいことたくさんあっても時間が無くて出来ない。あれも出来ない、これも出来ないって苦しいことあります。それはもうそれこそ趣味もそうだし、仕事もそうだし、なんかこう可能性みたいなものです。俺には何が出来るんだろう？こんなことやあんなこと、その可能性のためにあれこれ試行錯誤してどんどん試したいことってありますよね。でも目の前の仕事に追われてやっぱり満足に試せない。皆さんもそうじゃないですか？

そんなときに冒頭のアメリカ人の６０歳後の人生の考え方ってのを思い出してちょっとスッキリしたわけです。いやなに考え方のちょっとした切り替えなんですけどね。好きな事が出来ないって苦しむよりは、今頑張ってるのは将来好きな事をするためだ！ってくらい長いスパンで人生を考えて死ぬまで楽しむって考えが大事だなと。これを仕事とか遊びとか区分けしないでこれら全てひっくるめて楽しむって気持ちが大切なんですねえ。そう考えると今の仕事をいかに楽しむか、今出来ない何かを将来楽しめばいいし、そのために今頑張るってそういうことなんです。

そうやって今俺は自分を抑制してます（笑）。