連休二日目、昨日バンの片付けを済ませていたので時間が空く。地元オーディオSHOP「abc」を覗いた。アナログフェアと称した催しを行っていたので多少気が引けたが店内に入る。アバンギャルドのTRIOがアナログプレーヤーで鳴っていた。あいかわらず好みの音がしている。独特の佇まいといい風格漂うSTYLEに惚れ惚れする。しかし相手は展示価格でなんと550万円!あまり入れ込んではいけない。このあたりの感覚は高級クラブの綺麗なお姉ちゃんにマジにならないように自制するのに近い。物にも身分相応というものがある。ここは遥かなる目標に留めておこう。
ここの社長は俺様がスナップオンディーラーだと知っている。この店で何も買ったことはないのだがALTEC狙いだということは知っていた。何故ならば毎年のフェアに顔を出してはALTECについて質問しているからだ(笑)。去年末のフェアでもA5が展示されておりよほど買おうかと思ったが仕事でお金が必要だったので涙をのんだのだ。あれから半年が経過したが、俺様の中ではALTEC第一目標がA5から817に変更されている。817が上位になった理由は単純である。817がダブルウーハーだからである。魔界オーディオとまではいかないが左右で515Bが4発!というのは何かくるものがある。ユニットが同じならシングルよりもダブルが良いに決まっているのだ。しかしこの817、色々オークションをチェックしているものの中々出品されていない。すぐに買えるものでも無いがアンテナは張っておいた方が良いと思い店にやってきたのが本当のところだ。
社長がこちらへやってきた。アバンギャルドのことはひとまず忘れてこちらも「ALTECの817ってやっぱりなかなか出て来ないですかね」と聞いてみる。タマ数も少ないし万が一出てきたら一応連絡が欲しいという程度のつもりで聞いてみたのだが「817有りますよ!」とのこと。「えっ?」である。なんであるんだ!という思いだがあるものは仕方が無い?「おいくらですか?」と更に聞いてみる。聞くとこの817にはオーナーがいて委託販売を希望しているようだ。箱とウーハーだけなら無理すれば買えなくもない金額だった。ホーンとドライバーは311-90と288-16Kだったので少々残念ではあるがフルシステムでもまあまあの金額だ。一瞬ぐらつく俺様。しかしウーハーも515Bでは無い。このあたりが残念だ。俺様のことだ、どうせ将来気になってユニットをフルアルニコに替えるのは目に見えている。
なかなかベストな組み合わせって無いもんだ。自制心が効く俺様。しかしモノが目の前にあったら分からなかった。それくらいグラついた。とりあえずこれでも良いかとも思ったほどだ。ちなみに中古ROOMには米松箱のA7が居た。さらに修理待ちのマランツ#7も居た。この#7はマッキンのC22ととにプリアンプのターゲットだったりする。かなり盛り上がってくる俺様。しかしこの直後、奥様から店に着いた電話が鳴る。我が家には自家用車が1台しかないためお店で俺様を降ろしてもらい奥様は子供達と買い物をしていたのだ。こうして本日の俺様の817探訪記は幕を降ろしたのであった(爆)。
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