K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

オペラ「 ヘンゼルとグレーテル 」

2009年11月8日(日)晴れ 

日中はかなり暖かかったです。

磯地 美樹ちゃんがタイトルロールのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を観てきました。


いつものように美樹応援団のキヌさん・ユミちゃん・ソウちゃん&タマちゃんとコッコーが2階席の3番目の列に一列に並んでフレー・フレー・・・
キヌさんのオペラグラスを回して美樹ちゃんのお顔を確認(笑)

オペラ「 ヘンゼルとグレーテル 」  ~ ブレーメン劇場版 ~
( 全3幕 ・ 日本語上演 ・ 字幕付き )
( 作曲 / E.フンパーディンク , 台本 / A.ヴェッテ )
日生劇場
2009年11月7・8日(一般公演)
2009年11月9・10・11日(オペラ教室)
指揮 / 下野 竜也
演出 / クリスチャン・シューラー
管弦楽 / 読売交響楽団装置
衣裳 / イェンス・キリアン
舞台監督 幸泉 浩司
合唱指揮 田中 信昭
児童合唱指導 籾山 真紀子
音楽スタッフ  服部 容子 佐藤 宏充 大川 修司 中村 瑛  道端 大輝 伊藤 美佐 平塚 洋子石野 真穂
演出助手 斎藤 恵理

今日(8日)の出演
ヘンゼル 磯地美樹
グレーテル 小林沙羅
ゲルトルート(母親)菅谷奈津子
ペーター(父親) 藤澤真理
露の精 嘉目真木子
眠りの精 平川千志保
魔女 加茂下実


         グレーテル  魔女   ヘンゼル

原作はグリム童話なので中世ドイツが舞台ですが、舞台装置やコスチュームは現代風、といっても数十年位前のドイツでした。でも、ちっとも違和感はありませんでした。
長い前奏曲の後に幕が開くと、少年(ヘンゼル)と少女(グレーテル)が台所の椅子に座り、足が届かないのでブラブラ・・・。ヘンゼルとグレーテル役の美樹ちゃんも小林沙羅さんも大人ですがホント、少年少女になりきり その演出は通常の何倍かのテーブルと椅子、冷蔵庫、窓、ドアだったのです。
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」の初演は116年前の1893年12月23日、宮廷劇場(現国民劇場)でした。そして、ヘンゼルはメゾソプラノ、グレーテルはソプラノの歌手が演じるのが伝統のようです。
このオペラの由来からして、ワイマールで研鑽を積み、メゾソプラノの美樹ちゃんにぴったりの役です。、美樹ちゃんは今回の公演以前にワイマール留学中からヨーロッパ各地でヘンゼルを演じていました、が、ヘンゼルは少女なのにと、何かピンときませんでした、が、今回の舞台で、ようやく疑問が解けました。

美樹ちゃんは大きな高いテーブルに上ったり、かなり急勾配の舞台を駆け上がったり、頭からスベリ下りたりと、元気な少年の動きを快活に演じ、お歌だけではなく演技力開花という活躍でした。

ヘンゼルとグレーテルが迷い込んだ森の中で眠りの精・露の精の玉乗り・14人の天使が巨大な張りぼて頭のドイツおじさんのコックさんがご馳走を運ぶ姿はファンタスティックできれいで、大人から子どもまで楽しめる演出でした。

巨大張りぼて頭


楽屋です。
前列左から2人目美樹ちゃん、3人目美樹ちゃんの先生
美樹ちゃんのご両親と応援団です。




楽屋 磯地美樹


美樹ちゃんは最初から最後まで出ずぱりで、お歌の場面もたっぷりで応援団を楽しませてくれました。
美樹ちゃん、残りの公演、怪我しないように頑張ってね。


とても芸術性の高い、上質なできばえなので、このような作品を中高生が鑑賞するのはお薦めです。9・10・11日は「オペラ教室」ですが、どこの学校が鑑賞するのかな。
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