秋分の日都立高校の入学式・卒業式での起立・斉唱を定めた都教委通達は憲法「第19
条の思想及び良心の自由は・・」に違憲、教育基本法「第10条の教育は不当
な支配に服することなく・・」に違法の判決が21日、東京地裁で出ました。こ
の判決は今の日本の状況に、一筋の光を照らしたようで勇気がわいてきまし
た。この判決では日の丸君が代について皇国思想や軍国主義思想の精神的
支柱として用いられてきた経緯に言及しています。昨年だったか、都の教育委
員の一人が園遊会で、日本中の学校に日の丸を・・・と、天皇に話すと、「無理
のないように・・」とのお返事だったと思います。このことの真意を都の教育行
政の職員も考えたらと思います。昨今、教育現場の荒廃を批判する声が多く、
教育環境を整えるということで、教育行政が現場を縛り付けて、物言えぬ先生
にしてしまっているようです。そのような教育現場では良い結果は出ないので
はないでしょうか。自民党安倍新総裁は公教育に関しても充実を考えている
ようですが、具体案はどのようなことなのでしょうか。
