K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

韓国映画「光州5・18」

2009年1月12日(月)成人の日

午前冬晴れ  午後一時曇

ヤツデ


筑前煮

材料
【里芋・人参・ごぼう・レンコン】
コンニャク・鶏肉・昆布
作り方
【 】内の野菜を適当な大きさに切る・コンニャクの表と裏に包丁で切れ目を細かく入れて湯がく→鍋にごま油を引いて鶏肉を炒める→すべての材料を入れて炒める→鍋に出汁を加え、沸騰したら酒・砂糖・塩・醤油の順番で味付をつけて柔らかくなるまで煮る

筑前煮のレンコンはレンコンらしさを失ってしまって美味しいは思わないのですが、今日はとってもおいしかったです なぜかな


先週の木曜日にタヌキはツタヤから韓国映画「光州5・18」のDVDを借りてきました。見る余裕がなく今日になってしまいました。今日だって明日の仕事の準備をしなくては、明日も明後日も予定は満タン、、困っちゃうな、、、映画館で見逃したので、見たい映画ではあるけれど。。。。。新作の1週間なので600円だったのですよ、、、やらなきゃいけないことは眼をつむって観てしまいました。

「米ソ東西冷戦」・「北朝鮮からの侵攻の危機」「朴正煕大統領の暗殺後、次の全斗煥大統領就任までの政権の空白期」を背景とした時期に起きた光州事件を再現した映画です。1980年5月18日、韓国全土に非常戒厳令が発令され、全土に戒厳軍が置かれました。光州市では高校生・大学生・一般市民が民主化を求めて戒厳軍と激突し、多数の死者を出して全市を鎮圧されるようすを描いていました。民主化を求めた市民が自国の兵士に銃口を向けられるというすさまじいものでした。この作品は人権を守りたいという願いで学生・市民が自国の軍隊に立ち向かう姿を描ききっていました。わが国を振り返ると1960年安保闘争でデモをしていた東大生の樺美智子さんが機動隊との国会前での衝突で亡くなりました。この時の学生・市民は日米安全保障条約を続けると将来日本がアメリカの戦争に巻き込まれるのではないかという危機意識から立ち上がった運動でした。安保闘争も広義の意味では人権問題になりますが、今日の日本の政治家の発言のなかには人権を無視したものも多くあり、日本はまだまだ人権問題に関して未熟だなという気持ちにさせる作品でした。

主演のキム・サンギョンが戒厳軍に撃たれる場面は「俺たちに明日はない」を見ているような、また、ラストは巨匠ワイダ監督の映画のような終わり方でした。
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