部活動週休2日を考える。

先月スポーツ庁で決まった「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」によりますと、中学・高校について「部活は週当たり休養日を2日以上設ける」という点が注目されました。
更に平日の練習は2時間、休日の練習は3～4時間が好ましいという事です。
担当教員にしますとかなりの労働時間の超過になるので歓迎でしょう。

でもスポーツの名門校特に私学の強豪校はこの決定に従うのでしょうか。
大阪桐蔭野球部が週休2日にするなんて考えられないし、私学は独自のカリキュラムを持っていますので練習の休みなんて考えられないでしょう。
公立の高校が決定に従い、私学の運動部は従わないというのでは更に実力の格差が生まれるような気がします。

こんな事を考えているコヤチンは相当頭が固いのかもしれませんね。
今は科学的な練習法とか合理的なトレーニングが流行になっています。ただ長く練習をする時代って終わったのでしょうか。
コヤチンの時代「練習はウソをつかない」という言葉がありました。毎日コツコツ練習する理想論が支配していたので今回のスポーツ庁の決定に疑問を持っているのかもしれません。

さて今後の日本のスポーツ界どうなって行くのでしょうか。
もしかして近い将来「猛練習」なんて言葉は死語になっているかもしれませんね。