新幹線50周年。

50年前の今日東海道新幹線東京⇔新大阪が開業しました。
日本の鉄道のみならず世界の鉄道にとってセンセーショナルな出来事でした。開業直後に東京オリンピックを控えた開業でした。
世界に対して日本の技術力を見せつけた瞬間でした。

コヤチンは小学校入学の前年でした。開業前は「夢の超特急」といわれていました。建設中の新幹線の工事を見た記憶があります。どんな電車なのか幼いながらにワクワクしていました。
初めて新幹線に乗車したのは開業から約2年が過ぎてからでした。見るもの全てが目新しいものでした。2列と3列の座席も見た事がありませんでした。
以後、小学校・中学校・高校と修学旅行は思い出と共に運んでくれました。
旅行や仕事で何回お世話になった事でしょう。旅行に向かう時のワクワク感を演出してくれたのも新幹線でした。
今でも夢の超特急は健在ですね。
長男を初めて新幹線に乗せてあげた時、初めて感じるスピード感に30分位窓からの飛ぶような景色を微動だにせず見つめていたのが印象的でした。

更に素晴らしいのはこの速さで走る鉄道でありながら時刻が極めて正確であるという事です。これは日本の鉄道全般に渡って誇れる点ですが、新幹線は秒刻みで運行されている点です。ひっきりなしに走り更に「のぞみ」「ひかり」「こだま」という３種類の速度と停車駅の違う列車を緻密なダイヤで走らせる日本人のきめ細かさと技術力が生んだ賜物であると世界に対して誇りたいと思います。

リニアが開業すると移動手段としての役割が奪われるかもしれませんが、車窓を眺めたり物思いにふけったりできるのは現在の新幹線だと思います。
半世紀を文字通り駆け抜けた日本の大動脈としての活躍をこれからも期待しています。
新幹線50周年おめでとう!!