『ラスト・ファイブ・イアーズ』 The Last Five Years
会場 : 梅田芸術劇場 メインホール
期間 : 2005/8/7
作詞/作曲: Jason Robert Brown
演出 : 鈴木勝秀
出演 : 山本耕史,Nao
記事としては二度目だが。一度目は、まだ右も左もわかっていなかった頃の文章なので。この際なかったことに(笑)。あえて言えば、昨日のつづき。
二人が過ごした5年間を、キャサリンは愛の終わりから二人の出会いへと遡り、ジェイミーは恋した瞬間から二人の愛が壊れるまでを辿る。逆行する二つの時間軸が交差するのは、ただ一度同じ愛を分かち合った結婚式・・・。観るものは二人の結末を知っている。
なんと切ないラヴストーリー。
各Web新聞に、7/4のプレビュー公演の話題満載。やはり注目度は高いんだね。シアターガイドでは、舞台稽古の写真が。かなり異色な舞台なので。できれば、白紙の状態で初見を迎えたいが。ネットを浮遊すると、ツボ(ネタバレ)を踏んでしまいそうで。8月の観劇日まで、危険がいっぱい。果たして避けきれるのかっ? 注目は。演出の鈴木氏が、90分全編歌のみをどう捌くのかと。なにより主演の一人、山本氏がどう演じてくれるのかということ。
山本氏を認識したのは、演劇雑誌の記事からで。それは、BreakThrough Musical というアオリをもつ『RENT(初演1998年)』の、再演時(99年)の記事で。この演目には、レントヘッズと呼ばれる熱いファンがついているのだけど。なんとその記事には。再演の開演時には、舞台に役者さんが登場しただけで、拍手が湧きおこり。鳴り止まず。芝居が始められなかったという、逸話が書きとめられていて。本屋でその記事を読みながら、肌がそそけ立ったのを記憶している(←もちろん、お買い上げしたよ)。
観客としていえば。もちろん、開演時に拍手をしたものはある。それでも。芝居の始まる空気を感じるなり、止めるのが常識で。それが止められないとは。どれだけ待ち焦がれたことなのか。それを。演者がどれだけの気持ちで受けたのかと思うと、震えが走る。
彼は、この演目の再演を熱く望んでいて。こちらとしても。主人公と同じ年齢になった彼の、世界一パワーがある(@本人談)マークは。ぜひ観たい。
これほどの。稀有な体験をもつ役者さんが、どのように成っていくのかを。追い続けたくなるのは必然で。この山本氏が、『RENT』に匹敵する作品だと称する今作(『L5Y』と略すらしい)に、期待をせずにはいられない。
会場 : 梅田芸術劇場 メインホール
期間 : 2005/8/7
作詞/作曲: Jason Robert Brown
演出 : 鈴木勝秀
出演 : 山本耕史,Nao
記事としては二度目だが。一度目は、まだ右も左もわかっていなかった頃の文章なので。この際なかったことに(笑)。あえて言えば、昨日のつづき。
二人が過ごした5年間を、キャサリンは愛の終わりから二人の出会いへと遡り、ジェイミーは恋した瞬間から二人の愛が壊れるまでを辿る。逆行する二つの時間軸が交差するのは、ただ一度同じ愛を分かち合った結婚式・・・。観るものは二人の結末を知っている。
なんと切ないラヴストーリー。
各Web新聞に、7/4のプレビュー公演の話題満載。やはり注目度は高いんだね。シアターガイドでは、舞台稽古の写真が。かなり異色な舞台なので。できれば、白紙の状態で初見を迎えたいが。ネットを浮遊すると、ツボ(ネタバレ)を踏んでしまいそうで。8月の観劇日まで、危険がいっぱい。果たして避けきれるのかっ? 注目は。演出の鈴木氏が、90分全編歌のみをどう捌くのかと。なにより主演の一人、山本氏がどう演じてくれるのかということ。
山本氏を認識したのは、演劇雑誌の記事からで。それは、BreakThrough Musical というアオリをもつ『RENT(初演1998年)』の、再演時(99年)の記事で。この演目には、レントヘッズと呼ばれる熱いファンがついているのだけど。なんとその記事には。再演の開演時には、舞台に役者さんが登場しただけで、拍手が湧きおこり。鳴り止まず。芝居が始められなかったという、逸話が書きとめられていて。本屋でその記事を読みながら、肌がそそけ立ったのを記憶している(←もちろん、お買い上げしたよ)。
観客としていえば。もちろん、開演時に拍手をしたものはある。それでも。芝居の始まる空気を感じるなり、止めるのが常識で。それが止められないとは。どれだけ待ち焦がれたことなのか。それを。演者がどれだけの気持ちで受けたのかと思うと、震えが走る。
彼は、この演目の再演を熱く望んでいて。こちらとしても。主人公と同じ年齢になった彼の、世界一パワーがある(@本人談)マークは。ぜひ観たい。
これほどの。稀有な体験をもつ役者さんが、どのように成っていくのかを。追い続けたくなるのは必然で。この山本氏が、『RENT』に匹敵する作品だと称する今作(『L5Y』と略すらしい)に、期待をせずにはいられない。