持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

HEDWIG AND THE ANGRY INCH (1/3)

2005-07-10 02:53:39 | 演劇:2005年観劇感想編
ロックミュージカル 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
劇場:シアタードラマシティ
期日:2005/7/9
作:ジョン・キャメロン・ミッチェル
作詞/作曲:スティーヴン・トラスク
翻訳/演出:青井陽治
音楽監督/編曲:横山英規
出演:三上博史,エミ・エレオノーラ,"THE ANGREY INCH"BAND


舞台上に登場したバンドメンバーによる音あわせが始まる。「HEDWIG!!」という呼び声に。客席をぬって主役は登場。満場の拍手、総立ちの客。ドラッグクイーンな、彼女のライヴが。さあ、始まる。

劇場に近づいたときから、違和感はあった。シルバーのウィッグをつけたヘドヘッドたち。客席にはペンライトがまたたいて。しょっぱなから総立ちらしいぜ、の噂は真実。チケットを取るときは、わざと最後列を選んだ。正解だと思、、ったのは。最初だけ。。あぁそうさ。思い出したよ。ロックもヘヴィメタもパンクも大好きだったよ。ライヴは、ノッていこうぜっ。テンション上がるよ、この音楽は。(雰囲気を味わいたい方は→映画のHPですが)

ロックシンガー、ヘドウィグは。なんとも細い足にハイヒール。細い腰と、突き出た胸に尻(←久しぶりのエロ視線)。どうやら我々は。シアタードラマシティに、ではなく。アメリカのリバーサイドホテルに、ヘドウィグを観に行った客らしい。ビッグネームのトミーとの、スキャンダラスな裏話でも聞けりゃいいかと、紛れ込んだ客らしい。

ソウルフルな歌の合間のMCは。ヘドは、「なんだかぶちまけたい気分」らしく。おとなしく付き合うことになる。舞台上のスクリーンには、なんともタイミングよく絵や写真が映しだされるものだから、脳内補完は完璧で。いろいろが、すんなりと理解できてしまう。

わかったら、「はい」と答えなさいよと言われ。従ってみたら、ここはアメリカなのよ「Yeah」ぐらい言えないの?とダメだしをくらう。三上さんヘドが、たんすクロゼットから引っぱり出してきたという、昔なつかしの写真に笑ったら。「アジア系の顔立ちよね」なんて先回りされて、噴きだしたり。虚実いり乱れる客いじりに無性に楽しくなってくる。

書きたいことが山ほどあって、まとまらない。ちょっと冷やしてみるね。続きは明日にでも。