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MSシャーシを見つめて

2012年09月28日 | ミニ四駆


MSシャーシ:
心臓部と呼ばれるモーター、電池、カウンターギヤなどを中核を構成するシャーシ
それがMSシャーシです。
ちなみにMS(モビルスーツ)では決してありませんのであしからず・・・。

MSシャーシのコンセプトで良くセンターに重量物があるので安定していると言われているが
本当にそうなのであろうか…?
私が考えるに、実車で言うマツダ:RX-7のコンセプトと被って仕方がないのである。
RX-7は前後重量配分を50:50?を実現し、コーナリングマシンと呼ばれている。実際に速いと思う。
ただ、レシプロエンジンとは違い、ローターエンジンな為エンジン自体が常時「回転」している。
この回転…同じ回転方向に回ると同時に、コーナーも同じ方向に曲がるのであれば強いのだが、
このローターの回転とは逆のコーナーであった場合どうであろうか?
右コーナーは強いが、左コーナーはヌルポじゃ話にならん。
それと同じことがMSシャーシでもいえるのではないだろうか?

今までのミニ四駆はMSシャーシ以外全てモーターの回転は縦ヨーイングである。
※ミニ四駆を上から見た場合である。
しかし、MSシャーシのモーターは横ヨーイングを持っている。

一体全体、このことを何割のユーザーが知っているのであろうか・・・。
ま、実際この事を理解せずともある程度の「速さ」なら出すことが可能であろう。
だが、行きつくところまでいった場合、シャーシ各々の個性(原点)というものを
見つめ直すべきではないだろうか・・・。
色々なサイトを見たが、MSシャーシのモーターのヨーイングについて書いているサイトは
一つもなかった。


ちなみに私めは、MSシャーシを誕生日プレゼントで頂きましたが、
その原点に気が付き、今大事に大切に「保存」しています。

ただ、MSシャーシにはカウンターギヤが2個ついている。
これを逆手に取るとフルタイム4WD化を前後のカウンターギヤのギヤ比を
変えてやることで実車さながらにギヤ比を変更する事が出来るのだ。
よって、タイヤ系で回転率を変えるという小賢しいやり方ではなく
車両バランスをそのままにギヤ比を変更できるのは強みであると言えるだろう。

このサイトの常連の方ならば知っての通り、私はスーパーXシャーシをこよなく愛する人なので
Xしか使わない。
その為、フロントをラジ四駆用のタイヤを使用し、後輪は小径ホイール用のタイヤを使用しています。
ラジ四駆用のタイヤ径と、小径用のタイヤ径では小径用のタイヤ計が大きいので、
タイヤが一回転すると小径タイヤの方が距離が延びます。
よってギヤ比を変えたかのような走りになりますが、
実際には車高がフロントの車高の方が低くなり車両バランスは崩れることになります。

個人的には、わざとバランスを崩すことも大事なのかな?と思ったり…。
あまり深い意図はないです。


良いことづくめといえば話は変わりますが・・・
自転車でも言えることで、今29インチがブーム?となっている模様。
実際にレースでも29インチで優勝している様ですが、自分のスタイルというものと
照らし合わしてみて、本当に29インチがいいのか?というのを
見つめて欲しいと思います。
別にアンチ29インチというわけではない。
ただ、他のサイトを見ると、29インチの利点しか書いていないサイトがほとんどで
29インチにしてからのデメリットというものが少なすぎると思うんだ。
物にはメリット・デメリットがあり、
メリットが50あれば最低デメリットは50以上あると考えていいと思う。

むしろ、本来デメリットの方が見えやすく、メリットを探す方が困難なはずである。
しかし、29インチにはそれが書かれていない。
まだ、29インチは買う必要がないかな・・・。

それでは、アデューノン
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