ムネオ日記
2007年5月17日(木)
7月の参議院選挙に関連して、またぞろ各党ともタレント、Jリーガー、プロ野球選手、テレビアナウンサー等、政治家として何をやるかよりも知名度に頼る、先に「名前ありき」みたいな流れになってきている。参議院は良識の府、再考の府と言われてきたが、今、二院制としての参議院のあり様が問われている時に、各党とも国権の最高機関たる「院」についてどれほど考えているのか疑問に思う。
特に、憲法改正手続き法が成立し、安倍首相は「改憲」を参議院の争点にすると言っている。平成17年8月、郵政民営化法案が参議院で否決されると、時の小泉首相は解散の挙に出た。この時、参議院はなくなってしまったと言って良い。7月の参議院選挙はまさに参議院の存在を示す絶好の機会なのに、大所高所の議論が出てこない。「上院」として参議院を位置付ける為にも、私は次の様な提案をしたい。
①
242の定数を125へと約半分にする。人口100万人に1人の計算である。
②
予算や条約だけでなく、法案の審議は全て衆議院に優位性を持たせる。
③
参議院は6年間選挙がないのだから、国家の中長期的政策、福祉、少子化、教育、外交、防衛、治安等の国家基本戦略についての議論をする場にする。予算や条約だけでなく、法案の審議は全て衆議院に優位性を持たせる。
④
内閣総理大臣経験者、衆議院議長経験者は参議院に移る。
⑤
各党の永年勤続衆議院議員、最高裁長官経験者も参議院にまわす。
この様な改革を行えば、参議院が日本の知恵袋となる。そしてタブーなき議論、専門的議論をしていけば、おのずから参議院に対する見方が変わり、チェック機関としての重みが増し、国民に理解される真の二院制になると私は考える。新党大地として、7月の参議院選挙では堂々と以上の事を訴えていきたい。14時半からの「フォーラム神保町」でも、この話をさせて戴いた。単なる参議院の改革ではなく、「大改革」をして国民の負託に応える様にしていきたい。
フォーラム神保町では、7月の参院選で北海道地方区から出馬する新党大地副代表の多原香里たはらかおりさんがアイヌ民族の歴史を30分話し、7月に向けての決意表明をする。普段聞かれないアイヌ民族の話に出席者が耳を傾けて下さり、ありがたかった。
質問の中で「知名度が低いからしっかり頑張りなさい」といった声もあった。真摯に受け止めていきたい。先週選挙予想を出した週刊誌では「台風の目は『女ムネオ』」とも出ており、これから更にアピールしていきたい。
◎
本日提出した質問主意書2件
・
№153 特命全権大使の免官に関する三回目質問主意書
・
№154 1981年5月に行われた日米首脳会談をめぐる閣内不統一に関する質問主意書
※質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
◆++++++++++++++++++++++++++++++++++++++◆
新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
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2007年5月17日(木)
7月の参議院選挙に関連して、またぞろ各党ともタレント、Jリーガー、プロ野球選手、テレビアナウンサー等、政治家として何をやるかよりも知名度に頼る、先に「名前ありき」みたいな流れになってきている。参議院は良識の府、再考の府と言われてきたが、今、二院制としての参議院のあり様が問われている時に、各党とも国権の最高機関たる「院」についてどれほど考えているのか疑問に思う。
特に、憲法改正手続き法が成立し、安倍首相は「改憲」を参議院の争点にすると言っている。平成17年8月、郵政民営化法案が参議院で否決されると、時の小泉首相は解散の挙に出た。この時、参議院はなくなってしまったと言って良い。7月の参議院選挙はまさに参議院の存在を示す絶好の機会なのに、大所高所の議論が出てこない。「上院」として参議院を位置付ける為にも、私は次の様な提案をしたい。
①
242の定数を125へと約半分にする。人口100万人に1人の計算である。
②
予算や条約だけでなく、法案の審議は全て衆議院に優位性を持たせる。
③
参議院は6年間選挙がないのだから、国家の中長期的政策、福祉、少子化、教育、外交、防衛、治安等の国家基本戦略についての議論をする場にする。予算や条約だけでなく、法案の審議は全て衆議院に優位性を持たせる。
④
内閣総理大臣経験者、衆議院議長経験者は参議院に移る。
⑤
各党の永年勤続衆議院議員、最高裁長官経験者も参議院にまわす。
この様な改革を行えば、参議院が日本の知恵袋となる。そしてタブーなき議論、専門的議論をしていけば、おのずから参議院に対する見方が変わり、チェック機関としての重みが増し、国民に理解される真の二院制になると私は考える。新党大地として、7月の参議院選挙では堂々と以上の事を訴えていきたい。14時半からの「フォーラム神保町」でも、この話をさせて戴いた。単なる参議院の改革ではなく、「大改革」をして国民の負託に応える様にしていきたい。
フォーラム神保町では、7月の参院選で北海道地方区から出馬する新党大地副代表の多原香里たはらかおりさんがアイヌ民族の歴史を30分話し、7月に向けての決意表明をする。普段聞かれないアイヌ民族の話に出席者が耳を傾けて下さり、ありがたかった。
質問の中で「知名度が低いからしっかり頑張りなさい」といった声もあった。真摯に受け止めていきたい。先週選挙予想を出した週刊誌では「台風の目は『女ムネオ』」とも出ており、これから更にアピールしていきたい。
◎
本日提出した質問主意書2件
・
№153 特命全権大使の免官に関する三回目質問主意書
・
№154 1981年5月に行われた日米首脳会談をめぐる閣内不統一に関する質問主意書
※質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
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新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
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