鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2008年10月10日 | Weblog
ムネオ日記
2008年10月10日(金)
 補正予算が衆議院を通過し、来週から論戦の舞台は参議院に移る。衆議院予算委員会で民主党は菅さん、岡田さんら代表経験者を質問に立たせ、政府を追及したが、その成果ありやと問われると、国民の判断は「迫力不足で、説得力はなかった」という答えではなかろうか。補正予算という反対しにくく、攻めづらい状況もあるが、行政の無駄排除を言う前に、国会議員、公務員の特権的待遇の見直しを具体的に示すべきではなかったか。
 官僚組織に乗っかった自民党、連合・組合組織に乗っかった民主党、いずれも大きな組織に支えられている。声なき声、生活感溢れる声が届いていないのではないか。参議院での緊張感溢れる議論を心待ちにしているのは国民であることをしっかり考えて、実りある質疑をしてほしいと期待するものである。選挙に影響することを、与野党とも、胸に刻んで議論して戴きたい。
 解散がいつか、どうなるかと報道されているが、解散は総理の専管事項である。麻生総理が「私が決めます」と言うのは正しいことである。
 来週参議院で補正予算が成立し、14日の週には張富士夫・トヨタ自動車会長、三村明夫・新日本製鉄会長、岩田一政・内閣府経済社会総合研究所所長、吉川洋・東京大大学院教授の4人を新たなメンバーに迎えた経済財政諮問会議が開かれる。その辺で新たな追加経済対策、第二次大型補正予算を打ち出し、党首討論をやり、解散をする。24日、25日に北京で開かれるアジア欧州会議(ASEM)に出席し、中国・韓国首脳とそれぞれ会談し、成果を上げて選挙戦に突入すると、私は読んでいる。そうなると、11月上・中旬公示、同月中・下旬投票という日程になるが、全て麻生総理の判断だ。どんな状況にも対応できる様に備えていきたい。
 10時40分羽田発で旭川に行き、13時から旭川の選挙事務所立ち上げを予定していたが、飛行機の不具合で約4時間遅れになり、18時から事務所開きをし、そのまま新党大地・鈴木宗男後援会役員関係者と打ち合わせをする。大幅に時間がずれたが、役員関係者は顔をそろえて下さり、有難い限りである。
 日本の総面積の22%を占める北海道全部が選挙区であり、各地に拠点を置きながら、精力的に回っていかないと時間がない。順調に準備が進んでおり、この点でも関係者の皆さんに感謝したい。
 北海道の地域政党 新党「大地」は、「北海道からチェンジ!」「北海道が良くなれば日本が良くなる」と強く訴えていく。

本日提出した質問主意書3件

№39 麻生内閣における経済政策に関する再質問主意書

№40 現下の我が国の経済状況に対する政府の認識に関する再質問主意書

№41 医師不足解消に向けた厚生労働省の対応及び認識に関する質問主意書

本日受領した政府答弁書6件

№18 検察庁における取調可視化への検討等に関する質問主意書

№19 汚染米不正転売問題を告発する文書を受けた農林水産省の対応等に関する質問主意書

№20 農林水産省の汚染米不正転売問題に係る国会議員による資料請求への対応に関する質問主意書

№21 裁判員制度の問題点に関する質問主意書

№22 日豪EPAが我が国農業へ与える影響等に関する質問主意書

№23 国会議員の特権ととられかねない国会議員宿舎や各種手当に対する政府の認識及び対応に関する質問主意書
鈴 木 宗 男
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新党 大地 
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宗男日記から

2008年10月10日 | Weblog
ムネオ日記
2008年10月9日(木)
 朝の一便で札幌に向かう。
 約束していた団体訪問、挨拶廻りをしていると、「昨日の予算委員会での質問をテレビニュースでみました」「今朝の北海道新聞でも、アイヌ民族は北方四島においても先住民族であると中曽根外相が答弁で表明されていましたが、良かったですね」と多くの人に言われる。
 北海道において、先住民族としてのアイヌ民族の歴史、文化はやはり特別の重さ、尊さがある。今朝の北海道新聞朝刊3面の記事を紹介したい。
アイヌ民族 「北方四島にも先住」 中曽根外相が見解表明
 中曽根弘文外相は八日の衆院予算委員会で、アイヌ民族について「日本列島北部周辺、とりわけ北海道に先住する民族と認識している。『北部周辺』には北方四島も含まれる」と述べた。アイヌ民族が北方四島についても先住民族であるとの見解を政府が公式に示したのは初めて。
 新党大地の鈴木宗男代表への答弁。河村建夫官房長官は、北方四島を除く千島列島とサハリンに関しては「アイヌ民族が先住民族であるかどうか判断する立場にない」と述べるにとどめた。
 鈴木氏は「北方領土の返還も『この島はアイヌ民族が先住民族。アイヌ民族は日本国民だから島を返して』というアプローチが(ロシアに)できる」と主張した。
 衆参両院は今年六月、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を可決した。
(10月9日北海道新聞朝刊3面)
 新党大地の理念である「大地に還り、大地に学ぶ」は、自然を敬い、自然に感謝するアイヌ民族の考えからとったものである。北方領土問題の解決、サハリンからの天然ガス・油の供給についても、アイヌ民族が先住民族であったという事実を元にロシアと交渉することができる。これからも現実的解決に向けての多面的、重層的アプローチを考えていきたい。
 夕方議員会館に、外務省北東アジア課の人が竹島問題の広報冊子である「竹島問題を理解するための10のポイント」を持ってきた。私の質問主意書で、なぜ全国会議員に配付しないのかと問い質したので、慌てて配ってきたものと思う。それなりに反応したことは評価するが、領土問題、国家主権が侵されている事実を、もっと深刻に、真剣に外務官僚は受け止めるべきではないか。
 夕方東京に戻り、東京でお世話になっている会社訪問等をする。夜はマスコミ関係者との定例の懇談会。様々な角度から貴重な、知られざるお話を承る。政治は動いていると実感する

本日提出した質問主意書3件

№34 各省による不適切なODA予算の実施に関する質問主意書

№35 自殺した自衛官を巡る訴訟問題はじめ自衛官自殺問題に対する防衛省の対応並びに認識に関する再質問主意書

№36 千島列島におけるアイヌ民族の先住性に関する質問主意書
鈴 木 宗 男
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