・北海道はいま「二股たんぽぽ」が咲き乱れている。
「ブリタニカ国際大百科事典」には、「キク科の多年草。北海道、サハリン、南千島に分布し、鉱山の草地や岩礫地に生える。~中略~
花期は7~8月。花茎は直立し5~20cmの時に2分枝し中実で、ほかのたんぽぽと異なる。頭花は黄色く径3~4cmで1~2個つく。」
このように書かれている。北海道人には珍しくないが、本州方面から来た人は「これはなんというたんぽぽですか?」ときく。
確かに珍しいと思う。
・・きれいな花でもなければ、美しい花でもない。乱れて野を占拠しているだけである。登下校の子供達が蹴飛ばしてゆく。
蹴飛ばしてみてものれんに腕押しですぐに立ち上がってしまう。子供の遊びにもならない。
・・・それでも太陽の光に輝いている二股たんぽぽ。風にそよぐ蒲公英は北海道の野を美しく飾っている。
・・二股のたんぽぽ左右何処(どち)選ぶ
・・神成(かみさび)る恋など思ひ絵筆草 「神成る恋」=老いらくの恋
・・たんぽぽの綿毛にもあり流離譚
・・二股にわかれしたんぽぽ野に満てり
・・痩せ荒地紅輪たんぽぽ混ざりをり
・・海青し二股たんぽぽ咲き乱れ
・二股たんぽぽ・6枚
西洋蒲公英・日本たんぽぽと花は似ていますが、茎が長く、二股に分れているのですね。
群生してると、綺麗ですが。
神成(かみさび)る恋など思ひ絵筆草
「神成る恋」=老いらくの恋
の言葉も初めて聞きましたが、説明していただき、一つもの知りになりました。有難うございます。
今まで暑かったかと思えば今日は11号のおかげで大雨、日本にもfúzzという言葉も気象状態も少なくなりました~><;美しかった日本もどこに向かっていくのでしょう・・・戦争だけは避けなければいけないでうね~
今頃タンポポですか?流石北海道ですね^^二股とは初めてみる種類です。
心を持たない綿毛の旅も「風任せ」うまくいけばいい場所に落ち着くでしょう^^
「神成る恋」を綿毛に託してみるのも夢がありますネ。
二股タンポポではいろいろと複雑なことになるかも?(大笑)
いつまでも若々しい心と「想像力の翼」のあるじぃじ様に乾杯!(^-^)
本日も素敵な俳句の数々有難うございました。
すみませんめちゃくちゃな文字を書いてしまって><;
北海道独特のものなんですよ。
また、このたんぽぽ結構長い間咲いているんです。
神成る恋は、「万葉集」に出てきます。
老いらくの恋もいまははやりだとか。
大いにしましょうね。
ありがとう^-^
そちらは大雨ですか。
二男の巧が浅間神社にお参りをして自分の足で富士山に登るといって、6合目までは1合目ごとに、メールをよこしていましたが、台風が近づいていることを、かぐやさんから教えていただき、それを巧に知らせましたら、引き返すというメールが来ました。
東京に着くのは夜中になると来てメールが途絶えました。どうしたか心配していますが、電話も出来ないで居ます。
北海道は何もかも一ヶ月遅れなんです。いまどき、タンポポなんです。
風のママに揺れているタンポポはきれいですよ。
「二股の老いらくの恋」今日はどちらの股にするか、迷うね。
それにしても「万葉集」を読んでいると、4500首の最初の歌から、堪能が女の子をナンパする歌で、こうした老いらくの恋も出てきます。
現在十二巻目。まだまだ恋の歌が続きます。
今度、乾杯しましょうね。
北海道には「白花たんぽぽ」がなく、美秋さんから送ってもらったのは、我が家の庭に、咲いています。
タンポポは丈夫ですね。彼岸花は着きませんが、タンポポはすぐにつきました。
面白いです。
絵筆草・・・・私の辞書にはありません。
白い蒲公英は園芸用でしょうか?
小学校の雑草の中に咲いていました。
彼岸花が季節を間違えたのか数本咲いています。
美秋さんから送っていただきました。
だから、白花タンポポは、じぃじの庭にしかない、貴重なタンポポなんです。
絵筆草は「紅輪たんぽぽ」で花の紅いタンポポなんです。
北海道で彼岸花を咲かせたいんですがやはり難しいです。
ありがとう^-^