鴻風俳句教室

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珈琲の湯の滾る朝吾亦紅(写真9枚・俳句9句)

2015年09月07日 17時51分53秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ

・「われもかう」を漢字で書くと「我毛香」「吾木香」「吾亦紅」と「広辞苑」には三種類書かれてある。

「角川俳句大歳時記」にもこの三種類である。

・・吾亦紅の俳句をこんなに作ろうとは思わなかった。

「鴻風俳句教室」の会員の方が「吾亦紅」の俳句を投句してきたが、

「吾亦紅」の花から承けるイメージとはあまりにもかけ離れていたので、見本の俳句を作った。

・・・「吾亦紅」のイメージはやはり、「ちあきまさと」の歌っている「吾亦紅」なのだ

作詞は「ちあき哲也」だがその中の一説に「盆の休みに帰れなかった//俺の杜撰(ずさん)さ嘆いているか//

あなたにあなたに謝りたくて//山裾の秋ひとり逢いに来た//ただ謝りたくて」の世界なのだ。

・・・・俳句ができると、「吾亦紅の花」の写真もほしいと思った。数年前に図書館に行く手前の家にあったことを思い出し、

それを求めて云ったが、ザンネンながら無かった。

それで、そのあたりを「われもかう・吾亦紅」と歩いていると、ある家の庭に咲いていた。

さすが「花に恵まれた庭の恵庭」と云われるだけあり、帰ってきたら3500歩ほどで10枚ほどの写真を撮ってきた。

充実した1日であった。吾亦紅がそよいでいた。

 

・・珈琲の湯の滾る朝吾亦紅

 

 

・・千切ること難し墳墓の我毛香

 

 

・・吾亦香漢土の空に揺れをらむ

 

 

・・吾亦紅カメラ携え見に行かむ

 

 

・・川に下り水のひほひの吾木香

 

・・我毛香閑あれば読む萬葉集

 

・・ちち、ははも姉妹もあらじわれもかう

 

・・発願(ほつがん)に母住む浄土われもかう

 

 

 

・・吾亦紅俳句を閲しパン一枚

 

・吾亦紅(写真9枚・俳句9句)