:旅行3日目(4月13日月)
・のと鉄道和倉駅から能登鹿島駅(のと桜駅)までの20枚
・・木の車輪飾り和倉の春の朝
・われわれ団体のほかには、地元の人の姿も見えない。なんだかさびしい感じがする。
・・駅前に人影見えず春の旅
曳
・現在は「のと鉄道」と呼ばれているが、かつては「七尾線」とよばれていた線で、能登半島では唯一の鉄道である。
・・沿線は桜盛りののと鉄道
・連翹も水仙も黄色い花は元気を与えてくれる花であり、色である。
・・れんげうと水仙見守る単線路
・ゲイジツ作品はわからない。恐竜か竜か。はたまたツチノコか?
・・列車待つ春の駅舎の木の恐竜
・プラットホームにも桜の木が植えられている。実にのどかである。
・駅で止まるたびに桜の木が見える。心が満たされてゆく。
・・駅ごとに桜を満たし能登鉄道
・単線であればすれ違わないことには進行することができない。8分待たされた。
・・すれちがふ軌道列車や山背風
・輪島に「永井豪記念館」がある。漫画家として有名な方である。この「のと鉄道」のキャラクターに使われている。
・・軌道車の絵のデビルマン花曇
・「能登さくら駅」が間近に見えてきた。10人ほどの人が仕切りにシャッターを押している。
・桜と軌道車の写真を狙っているようだ。女性も男性もいる。
・日本はどこに行っても4月は桜の花を見ることができる。生きていれば、来年は、東北の三春の滝桜を見にゆきたいと思っている。
・
・山桜なのであろう。色が白に近い色をしている。
・駅舎の色までが桜色をしている。まるで、おとぎ話にでも出てきそうな駅をおまわせる。
・・桜色の駅舎に通ふあえの風
・この能登鉄道は国鉄に見放された線で第三セクターで運営されている。
・あえの風とは東風のことだが、北海道では「やませ風」と呼んでいる。日本海を吹く風の名称は面白い。
・・あえの風迎ふ駅舎の風見鶏
・正式の駅の名は「能登鹿島」というが、駅舎が完成したのを記念して「能登さくら駅」と愛称がつけられたという。
・老木の桜を絞め殺す勢いで蔦がすがりついている。桜の木になんの影響もないのだろうか。
・・老木となりゆくさくらに縋る蔦
・駅そのものが少し小高い土地にある。まるで、山もりの桜が毀れ出しているかに見える。
・・山盛の桜いつしか毀れ出し