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【沖縄】「彼女を忘れないで」父親涙、被害女性告別式/来月19日にも大規模な県民大会~絶対に許せない

2016-05-23 11:46:03 | 沖縄

 沖縄タイムスhttps://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=169438より転載

来月19日にも大規模な県民大会 オール沖縄会議 25日は緊急集会

2016年5月23日 05:15 

 元海兵隊員の米軍属による女性遺体遺棄事件を受け、名護市辺野古の新基地建設に反対する県政与党や企業などでつくる「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は22日、那覇市内で幹事会を開き、事件に抗議する大規模な県民大会を開催することを確認した。6月19日を想定し、場所は継続して協議する。主催者発表で約8万5千人が集まった1995年の県民大会と同規模を目指す。

» 「被害者は私だったかもしれない」女性団体、震える声

 また、早急に抗議の意思を示す必要があるとして5月25日午後2時から米軍嘉手納基地の第1ゲート前で緊急抗議集会を開催することも決定。3千人以上の参加を目指す。

 県民大会、緊急集会ともに基地あるが故の事件に抗議し、新たな基地建設となる米軍普天間飛行場の県内移設断念を日米両政府に求める。

琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/news/entry-283586.htmlより転載

「彼女を忘れないで」父親涙、会場に訴え 被害女性告別式

 
米軍属が逮捕された女性遺棄事件で、犠牲者の女性の葬儀会場で目元を拭う女性=21日午後、本島北部

 【北部】米軍族女性死体遺棄事件で亡くなった女性を見送ろうと、本島北部の告別式会場には長蛇の列ができた。同級生、幼少時を知る近所の親類、共に働き汗を流した職場の同僚たちなど、元気だったころの女性を知るたくさんの人が喪服姿で参列し、遺影の中でほほ笑む女性に無言の別れを告げた。告別式場から出てきた参列者は目を真っ赤に腫らせ、涙で頬をぬらす人もいた。厳しい表情で目を伏せる人、基地がある故の不条理を語る人、むなしさや怒りを吐露する人など、悲しみが式場にあふれた。

 祭壇には、成人式の前撮り写真が飾られていた。ピンクのドレスとティアラ(王冠をイメージしたアクセサリー)を着け、黒色の髪を束ねた女性が愛らしく笑っていた。
 告別式の冒頭、多くの参列者を前に喪主の父親があいさつした。「彼女の笑顔を、忘れないでください」。呼吸が乱れ、途切れ途切れに話す父親の声は涙声になった。その言葉を聞いた参列者からもすすり泣く声が漏れた。
 告別式は約1時間で終わった。女性の遺骨は、しっかりと父親の胸に抱かれていた。両親と交際相手の男性は参列に感謝し、深々と一礼した。参列者もハンカチで目元を押さえながらこうべを垂れた。女性の遺骨は両親と交際相手の男性の3人に囲まれ、一台の車で会場を後にした。告別式を終えた後も、高校時代の友人らはその場に残り、女性の写真が飾られたメッセージボードとともに最後の集合写真を撮っていた。

 

毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160522/k00/00m/040/056000cより転載

「絶対に許せない」…告別式、遺族ら涙

 
告別式の会場で涙を拭う参列者ら=沖縄県名護市で2016年5月21日午後2時4分、宗岡敬介撮影
 

 沖縄県うるま市の女性会社員が遺体で見つかった事件で、女性の告別式が21日、出身地の名護市の斎場で営まれ、遺族や同級生ら約800人が深い悲しみに包まれた。事件では元米海兵隊員で軍属の男が死体遺棄容疑で逮捕され、中谷元(げん)防衛相や翁長雄志(おながたけし)知事らも参列し追悼。早すぎる死に、参列者は「容疑者を絶対に許せない」と怒りを新たにしていた。

 ピンクのドレス姿で笑う女性の遺影。参列者によると、成人式で撮影されたばかりのものが祭壇に置かれ、白と黄色の花で飾られた。「皆さん、写真を見てください。娘を忘れないでください」。喪主の父親はそうあいさつし号泣したという。両親は遺骨や位牌(いはい)を抱いて帰りの車に乗り込む前に、涙を拭う参列者らに深く頭を下げた。

 参列者には父親から「思い出も涙も、尽きることはありません」で始まる礼状が配られた。宝物だった一人娘は「今が一番楽しい時期だった」とした上で「今はいつ癒えるのかも分からない悲しみとやり場のない憤りで胸が張り裂けんばかりに痛んでいます」と記している。

 「行方不明になる5日前には、(女性が)友達にクラスメートで集まろうって話していたと聞いた。それがもうかなわないと思うと悔しい」。高校で3年間同じクラスだった参列者の女性(20)は言葉を詰まらせた。「みんなに優しい子だった。帰ってきてほしい」

 告別式前に、遺体の発見現場に花を手向けた中学時代の同級生の女性(20)は、中学時代に女性が将来の夢について「みんなのためになるような仕事がしたい」と話していたことを覚えている。「中学で将来の夢があってすごいと尊敬していた。言葉にならないくらい残念。政府は、二度とこういう事件が起きないよう、考え、行動してほしい。それが一番の願い」と訴えた。

 女性のいとこの男性(43)は「許せない。基地はないほうがいいと思っていたが、その思いは強くなった」と話した。

 式には稲嶺進・名護市長も参列。「とても許せるものではない。米軍関係者は綱紀粛正とか二度とないようにとか言うが、結局なくなっていない」と批判した。【宗岡敬介、志村一也、佐野格】

 

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