人類も地球も呻吟しています。みなさんいっしょに手をつなぎ、言葉を模索して地球を愛しつづけましょう』
<2015.11.19「…戦争法廃止!…国会正門前集会」: ノーマ・フィールドさん (シカゴ大学名誉教授)>
演壇の右手に、後でスピーチにも立った行動する哲学者西谷修さんの姿を見つけましたが、そのすぐ斜め後ろの白髪の女性が、10年ほど前に札幌で開かれた日本平和学会の大会でお会いしたことのある、僕の尊敬してやまない日本研究者のシカゴ大学名誉教授ノーマ・フィールドさんに似ているので、えっまさかと思いました。
ところが、何と本当にノーマ・フィールドさんだったのです!
その直後、司会者に紹介されて演壇に立ったノーマ・フィールドさんのスピーチに感動!!!
![目良 誠二郎さんの写真](https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/hphotos-xap1/v/t1.0-0/s235x350/12250075_911701508910949_7881734634952318906_n.jpg?oh=6228fcb5a790ea9b355484fa816f06e2&oe=56F4E510)
★「戦後日本社会が多くの矛盾、多くの苦しみと抑圧があるにせよ、憲法9条というかけがえのないものを守ってきたこと。
いくら形骸化したと言っても、一度手離したら絶対取り返すことができないものだと思います。
アメリカは核大国であると同時に被曝大国です。また、ドローンの操縦士も多く自殺しています。
人間はそれほど楽に人を殺すことができないということです。
詩人メリー・オリバーさんの言葉を借ります。
『課題は一つしかない。この世の中をいかに愛するか。
人類も地球も呻吟しています。みなさんいっしょに手をつなぎ、一番つらい友人ともこういうことを話して、言葉を模索して地球を愛しつづけましょう』」
★(Wikipedia)
ノーマ・フィールド(Norma M. Field, 1947年~)は、アメリカ合衆国の日本研究者、シカゴ大学名誉教授。
第二次世界大戦後の東京で、アメリカ人の父と日本人の母の子として生まれる。1974年、インディアナ大学で東アジア言語文学の修士号を取得。1980年に来日し研究。1983年、プリンストン大学で同博士号取得。シカゴ大学に奉職し、東アジア学科教授をへて名誉教授。
夏目漱石の『それから』の英訳(And Then)に続き、『源氏物語』論である『憧憬の輝き』(Splendour of Longing)で注目された。
1988年の再来日の折に昭和天皇の死去に至る日々を体験。ルポルタージュ『天皇の逝く国で』を著し、この著書の日本語訳によって日本でも一般に知られるようになった。
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NO!戦争法 NO!安倍政権 1119デモ
2015.11.19 国会前
9000人が参加して熱気にあふれた国会正門前集会。
先月19日の参加者は9500人。僕たち国民の戦争法強行と反立憲主義のアベ政権への怒りがしっかりと持続されていることに、励まされます。
写真を撮りながら参加してきました。
(目良 誠二郎さんFBより)