異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

安倍政権―本当の「実績」

2015-03-26 01:52:15 | シェアー

政治・行政の調査報道サイト|HUNTER(ハンター)

http://hunter-investigate.jp/news/2015/03/post-646.html 

(「カネまみれ政権と新たなる戦前 2015年3月2日」より引用)

安倍政権―本当の「実績」
 

失速気味の経済政策とは対照的に、首相が言う「美しい国」への歩みは着実に前に進んでいる。政権がこれまで何をやってきたのか、そしてこれから何をやるのか――まとめてみるとこうなる。

本当の「実績」

 アベノミクスとは大違い。こちらは着実に、首相の理想に近づいている。わずか2年そこらで、よくもまあこれだけ矢継ぎ早に国の根幹を揺さぶる施策を打ち出したものだ。

憲法を踏みにじり、武力行使の機会を増やし、言論や思想、教育の分野にまで自らの考え方を押し付けようというのだから、たちが悪い。しかも、民意を無視して強行されたものばかり。「独裁」以外の何ものでもあるまい。

安倍政治がもたらす「新たなる戦前」 
 上に挙げた安倍の施策がすべて実現したあかつきには、どのような世の中が待っているのか?歴史を学んだ日本人なら容易に理解できるはずだ。1931年(昭和6年)の柳条湖事件(満鉄線爆破)、1932年(昭和7年)の上海事変、1937年(昭和12年)の盧溝橋事件――いずれのケースにおいても現地部隊である関東軍の暴走があった。日本はその度に、「邦人保護」を大義名分に掲げて兵力を増強し、日中戦争へとなだれ込んだ。国民が真相を知ったのは、敗戦後である。

 国による検閲や国民の監視、国家情報の隠ぺい、海外での武力行使、軍部の暴走、愛国心の鼓舞――まぎれもなく戦前の日本である。そして今、集団的自衛権やそれに伴う海外での武力行使の必要性を説く首相がよく使うのが「邦人保護」。安倍政権は、戦前の軍部と同じ論法で戦争ができる態勢を構築しようとしているのである。この2年間は、いつでも戦争ができる国家への準備段階だったと言えよう。

 かくして戦後70年をかけて築きあげてきた「平和国家」は崩壊寸前。これ以上安倍政権が続くなら、間違いなくこの国は「軍国主義国家」に回帰するだろう。新たなる戦前の始まりである。「遠のく平和、近づく戦争」――これが現在の日本の状況だ。

 防衛大臣は、「文民統制」とは政治が軍をコントロールすることだと言う。だが、腐敗した政治が軍部と手を組んだ結果が先の戦争ではなかったのか。カネまみれ政権が国会で立ち往生する様から、戦前を想起しているのは筆者だけではあるまい。

 

 

 


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