8/31怒りぶつけず「僕らは歌う」 自由の森学園200人合唱【東京新聞】動画あり
風の旅人さんが彼らの歌をすごく誉めておられた。
Sing For Peace
〜自由の森学園有志大合唱@国会前〜
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怒りぶつけず「僕らは歌う」 自由の森学園200人合唱
2015年8月31日【東京新聞】
自由と平和をテーマにした曲を歌い、安 保法案に反対の意思表示をした自由の森学園の生徒ら=30日、東京・永田町で
「怒りだけでは届かないから、僕たちは歌う」-。埼玉県飯能市の私立中高一貫校「自由の森学園」の生徒ら約二百人が三十日、国会前で、「民衆の歌」など自由と平和をテーマにした曲を合唱した。安保法案に反対する生徒有志に、卒業生や保護者も加わった。
正午すぎ、生徒たちは英語で「平和のために歌う」と書いた横断幕を掲げ、歌いはじめた。一曲ごとに聴衆が増え、曲と曲の間には生徒たちがマイクを握った。山森要さん(一八)は「戦争法案が国民の意思と関係なく作られようとしているのが悔しい」と叫び、平山連-れん-さん(一七)は「政権に怒りをぶつけても、勝手に決められちゃう」と訴えた。
「歌うことは学校の伝統だから」と生徒自らが発案した。実行委員の高校一年田上凪-なぎ-さん(一五)は「僕たちの表現方法は歌。今、何が起こっているか、日本中の人に気付いてもらいたかった」と話す。
学園は自主性を重んじる校風で、不登校や引きこもり経験のある子どもたちも集まる。かつて学校周辺にゴルフ場の計画が持ち上がったときや、国連平和維持活動(PKO)協力法が可決されたときも、先輩たちは歌で抗議したという。(加藤健太)