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2017-09-26
小池都知事は新党の代表になることを発表すると同時に、「原発ゼロ」を新党の公約に掲げました。私も全力で取り組んできた「原発ゼロ」を小池氏が新党の公約に掲げたことには大歓迎で、大いに協力したいと思います。小池氏は発表の直後に小泉元総理とも会い、「原発ゼロ」の実現について激励を受けたそうです。
ドイツのメルケル首相は福島原発事故の直後に国民の多くが原発ゼロを求める声を受けて、2022年原発ゼロを決定しました。私は小池氏が日本のメルケルになって、ドイツと同じようなテンポで原発ゼロを実現してほしいと思います。
私は昨日の民進党の公約を検討する会でも、「原発は再稼働せず、順次廃炉にする」ことを公約に掲げるように提案しました。しかし電力関係出身の議員が反対意見を述べ、結局2030年代原発ゼロというこれまでの曖昧表現のままになりました。「2030年代ゼロ」では2039年までは原発を維持することを認めることになり、これでは民進党は原発ゼロ実現の先頭に立つことはできません。困ったものです。
【関連記事】
【衆院選】小泉元首相、「原発ゼロ」を条件に小池新党を応援か! 〔日刊ゲンダイ 2017.9.25〕
≪追記≫
1993年の総選挙では自民党が過半数を失い、一挙に非自民連立政権が誕生しました。今回の総選挙でもそうした可能性が出てきました。「原発ゼロ」「立憲主義」などの大きな方向性で一致した勢力が大同団結できれば、自民党政権を一挙に過半数割れに追い込めます。
問題は総理候補です。1993年の時は日本新党を立ち上げて1年目の細川さんが連立政権の総理に就任しました。今回の総選挙で多くの人が納得する総理候補といえば新党の代表になった小池氏でしょう。ただ都知事のままでは総理にはなれないことが問題です。ここは小池氏が最終的にどう判断するかです。