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パナマ文書公開!検索方法をUP しました。インターネットの市民力に強く期待します。(弁護士 紀藤正樹)

2016-05-10 18:23:47 | 経済 金融

弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版

フォト  
http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2016/05/post-5501.htmlより転載

2016.05.10

ついに今日パナマ文書が公開!検索方法をUP しました。インターネットの市民力に強く期待します。

先ほど、日本時間午前3時に、ついにパンドラの箱=パナマ文書が公開されました。しかもインターネット上で、検索可能という利便性の高いものです。

オリンピックのロゴ盗用問題でもそうですが、インターネット時代は、ジャーナリストというプロだけでなく、一般市民の総体としての調査力も無視できないものがあり、むしろ後者を期待して公開されたものです。

今日から、まさにプロのみならず、世界中の市民が、その調査力を駆使しして、真実を明らかにしていくことになると思います。日本の市民力にも強く期待しています。

公表したのは、米非営利組織「国際調査報道ジャーナリスト連合」(The International Consortium of Investigative Journalists=ICIJ、本部ワシントン)です。

日本からは朝日新聞が参加しています⇒About the ICIJ

ICIJは、タックスヘブンの利用には、被害者の存在が見え隠れすることを、明確に打ち出しました。

タックスヘブンの利用は、資産隠しに利用され、その被害者は、詐欺の被害者であり、税収の十分でない国の国民であり、独裁国の国民です。

日本でも、あいつぐ震災により、これだけ税収が限られている時代に、日本の税金をきちんと支払わない国民や企業は、”愛国者”を語る資格はないと思います。

だって多くの国民は、我が国でまじめに働き、税金を我が国にきちんと支払っている中で、金持ちだけがタックスヘブンを享受すれば、それは、結局、まじめに働いている国民の税金が高額化することを意味することは必然だからです。結局、まじめに働く国民は、被害者です。

タックスヘイブンの利用は、節税の問題ではなく、犯罪であり、そうならない場合でも、とても恥ずべきことであると、きちんと打ち出すべき時が来ています。

以下、取り急ぎのUPなので、英語の翻訳はしていませんので、すべて英語です。

データベースは⇒ICIJ Offshore Leaks Database

 Find out who’s behind almost 320,000 offshore companies and trusts from the Panama Papers and the Offshore Leaks investigations

検索窓に、試しに、英語で、日本や日本人の名前で、検索すると様々な情報が得られます。

但し例えば楽天の三木谷氏は、シンガポールを住所にして登録されていますので、JAPANを前提にすると、出てきません。名前の検索窓に、Mikitaniと入れてください。なんとシンガポールに紐づけされています。

Mikitani
https://offshoreleaks.icij.org/nodes/12128826

外にもAIJの年金詐欺事件の元社長で詐欺などの罪で懲役15年の実刑判決を受けた浅川和彦と思われる名前も、香港に紐づけされて、検索できます。⇒https://offshoreleaks.icij.org/nodes/12105486

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ICIJのTOPページ

  ⇒パナマ文書のページ

 このページの本文2行目「searchable database」をクリックし、たとえばJAPAN等で検索すれば、日本と関係のある主要なオフショア企業名、その役員名、紐づけされた住所等を見ることができ、そこからさらにクリックすれば、関係を表す図にリンクしています。

 The International Consortium of Investigative Journalists publishes today a searchable database that strips away the secrecy of nearly 214,000 offshore entities created in 21 jurisdictions, from Nevada to Hong Kong and the British Virgin Islands.

 The data, part of the Panama Papers investigation, is the largest ever release of information about offshore companies and the people behind them. This includes, when available, the names of the real owners of those opaque structures.

<!-- The Panama Papers: Victims of Offshore  -->

The Panama Papers: An Introduction

Behind the email chains, invoices and documents that make up the Panama Papers are often unseen victims of wrongdoing enabled by the shadowy offshore industry.

 


<関連> 

【IWJ検証レポート】「パナマ文書」徹底追及シリーズ第2弾!創価学会が...

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