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首相夫人高江訪問 着陸帯反対の市民ら戸惑い〔琉球新報2016.8.7〕/この件、記事にもなったんですね…ぜひ高江へ

2016-08-07 16:40:01 | 沖縄

琉球新報http://ryukyushimpo.jp/news/entry-331009.htmlより転載

首相夫人が高江訪問 着陸帯反対の市民ら戸惑い 

 【ヘリパッド取材班】安倍晋三首相の妻・昭恵さんが6日、米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する市民らが座り込むN1裏テントを訪れ、座り込み現場について説明を聞いた。突然の訪問に市民らは戸惑いを見せた。

 7月の参院選沖縄選挙区ではヘリパッド建設や米軍普天間飛行場の辺野古移設を容認する島尻安伊子氏の応援演説で来県していたことを踏まえ「何をしに来たのか」と批判する声や「首相へ現場のことを伝えてほしい」などの声もあり波紋が広がった。

 ミュージシャンで参院選へ2回立候補した三宅洋平さんによると、今回の訪問は、昭恵さんが高江のヘリパッド問題などを描いた映画「標的の村」を鑑賞したことをきっかけに「現場を見たい」と三宅さんへ相談したことがきっかけ。三宅さんは沖縄平和運動センターの山城博治議長へは相談したが、大半の市民らには昭恵さんの訪問を知らせていなかったことから戸惑いや疑問の声も上がった。

 昭恵さんは三宅さんと同行しながらテント内に入り、市民らから運動について話を聞いたが、自らの意見は言わなかったという。

 宮城千恵さん(57)=宜野湾市=は昭恵さんに対し、オスプレイが深夜まで飛行することや米軍属女性殺人事件などに基地負担について訴えた。昭恵さんはうなずき、名刺を渡した。宮城さんは昭恵さんに関し「目を見て『ありがとうございます』と話してくれた。首相へ苦しみを伝えてほしい」と語った。

 沖縄平和運動センター大城悟事務局長は、昭恵さんが基地建設を強行している首相の夫人であることから「一国民とは違う。『見たいから来ました』というのは人として疑う。県民の反対する声を聞いて総理に沖縄の現状を伝えるなら良いが、そうはならないだろう」と否定的な見方を示した。

 
<関連>

安倍昭恵を帯同して高江に行った三宅洋平と地元の人の会話- - Togetter ...

 
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小口 幸人さんFBより  2016.8.7
 

この件、記事にもなったんですね。いやはや。

辺野古での和解成立後、沖縄県はずっと国に対話を持ちかけてきました。その突破口を探してもいました。
この間、国による強行的な動きは少し減りました(辺野古の件、最短で是正指示はされました)。参議院議員選挙の投票日の翌朝、高江への強制搬入がされるまでは。

もし、あの日の強制搬入前であれば、公的な役職のないファーストレディーを対話のきっかけにと期待することはあったのかもしれません。

ただ、強制排除がなされ、N1ゲート排除の準備に機動隊が500人集められ、22日に法も人権も無視した強制排除がなされ、辺野古の件で国が沖縄県を提訴し、更に振興予算と基地移設がリンクするなどという暴論が大臣から語られ、法的根拠なしにN1裏テントに所有権放棄期限が設定されました。

暴行殺人事件の再発防止すら、高江対処の防衛局職員の増員に利用されていることがわかりました。如何に計画的であったかが、国に対話姿勢ゼロであったことが明らかになりました。

そんな折、所有権放棄期限が過ぎた緊迫の翌朝、突然かつ短時間だけファーストレディーを連れてこられても、そこに期待することも、ある種利用できることもないでしょう。
(私を逮捕できるのならしてみなさい!と言ってN1ゲートを奪還してくれたり先頭に座り込んで機動隊と対峙してくれるとかなら別ですが(@_@))

あまりにもTPOが悪すぎて、現場に混乱をもたらしただけだと感じました。現場の方へのリスペクトにも欠けているように感じます。

私は新参者で不勉強なので、法律に関することのみに発言を控えるようにしています。何より、現地で運動され続けている方への尊敬の念が強いからです。こんな大変なことを継続され続けているのは、本当にすごいことです。東京でも色々な運動を見てきましたが、もうなんか凄すぎます(@_@)あったかいところも含めてです。

だから、三宅洋平氏のこともよく知りませんし、現地の方との関係性も不勉強なので、少し放置していたのですが、記事にもなるとなると(^_^;)
久しぶりに、しかも突然にやってきて、いきなりこれはないと思いました。自覚しているかどうかとか悪気の有無は別にして、自己PRの色もゼロではないと思います。

一つ勘違いしてほしくないのは、あの場にいる人たちは本当に寛容な方ばかりで、初辺野古、初高江でも大歓迎してくれます。むしろ今「初めてです。居ても立っても居られなくて」なんて言われたら、みんなウルっとしてしまうと思います。
いきなり上から目線とか、偉そうにしたりとか、そんな明らかなマナー違反さえせずに、まずは知りたい、とにかく来るだけでも来てみた、そんなスタンスなら本当に大歓迎されます。今でもそうです。

本当に応援が必要なのはこれからの一週間です。前回は、19日が所有権放棄期限で22日にやられました。5日が所有権放棄期限だったので、間近い日に決行される可能性が高いです。
一人でも多くの方に足を運んでいただき、そこにいていただくこと、あそこにいる人数を増やすこと自体が、唯一彼らに決行日を先送りさせる可能性があると思っています。水と食料と気持ちをもって、ぜひ高江へ(^_^)

 

 

 

 


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