【動画】報道特集 2016年10月22日 『抗議続く沖縄高江~住民の本音』
動画 特集は12分40秒より
阿部悦子さんFBより
昨夜沖縄高江から帰って来たばかりの夜のテレビ番組(テレビ朝日❓だったか)で、
気になる論調があった。
ゲート前の抗議活動が、地元の人々に迷惑がられているのではないかという前提での
番組作りのように思えた。
しかし、そうだとしたら、この番組は失敗している。
区長さんが、区長でありながら高江の工事について何も知らされず、
テレビを見て初めて分かるだとか、
「住民と機動隊のぶつかりを見たくない」と言いつつ
「全国から来る人に感謝する」とも。
また、いまの騒音が無くなったときに、
「ヘリパッド建設が終わって(オスプレイ)の騒音に悩まされることが心配」と。
男性が、「我々はとても抗議の現場にはいけないよ」と言うが、
忙しい農家の仕事を抱えているのだから、当然でしょ❗
テレビは番組を作るなら、もっと取材をするべきだ。
抗議の現場には必ず高江の人がリーダーやお世話役となっておられる。
今回も、高江のある東村の村議会議員さんが人々の先頭にたっておられた。
また、お弁当を持ってきていない人のために、
日替わりで沖縄各地の「島ぐるみ」の女性たちが食事を届けてくださるのだ。
私がいた月曜日は大宜味村の、火曜日には本部町の「島ぐるみ」の女性たちが
心のこもったお弁当をもって駆け付けてくださった。
「お米は、高江に全国から送られて来るものを使わせてもらっている」と。
週に3回もの集中行動日には、さらに沖縄各地の「島ぐるみ会議」が、何百人も、
毎回集まってこられるのだ。
そのような、「オール沖縄」に支持され継続されているのが高江の実態なのだ❗
もちろん、私たちのような県外からの者も少なくないけれど、
この国の、戦争前夜のような危機的な時に、
沖縄を、高江を、踏みつけて、戦時体制を作ろうとしているその現場に来て、
全国に伝える人数としては、決して多くはない。
テレビで最後に出てきたコメントは、「東京では高江のことは分からんさ」であったけど、
だからこそ、全国から一人でも多くの人が高江に行こう❗
いま、高江と辺野古で起こっていることを本土の人々が「見て見ぬふり」をするとしたら、
未來の子どもたちに、大きな深刻な禍根を残すことになると思う。
マスコミには、もっと丁寧な、もっと正確な報道をしてもらいたい。
昨日の番組は、いかにも偽善的であったと私は思う。。