2016/08/12
元ひめゆり学徒の新崎さん 体験語る
去年3月に団体向けの講話を終了した元ひめゆり学徒が夏休みに合わせた特別講話で久しぶりに戦争体験について語りました。
この講話はひめゆり平和祈念資料館が夏休みに合わせて行ったもので、沖縄戦当時16歳で看護要員として動員された新崎昌子さんが自身の戦争体験を語りました。
新崎さんは夜中に突然、陸軍病院に動員され、壕の中でうじ虫を取り除きながら負傷兵の看護にあたったことなど当時の体験を語りました。
「私たちはあと少ししか生きていません。だから皆さんからまた皆さんの次の世代にぜひ戦争のむごさ、そしていかに平和が幸せであるか、そういうようなことをぜひ若い皆様から次の世代に伝えていって下さいね」(元ひめゆり学徒の新崎昌子さん)
「悲惨な場所だった沖縄で体験してないけど、育った私がやれることがあるんじゃないかなっていう風に感じました」(講話を聴いた県内の大学生)
元ひめゆり学徒たちは去年の3月から原則、団体向けの講話を行っていません。
夏休みに合わせた特別講話はあすとあさっても行われます。
関連ニュース
- 2016/08/12未来の海洋博公園イメージ 絵画コン表彰式
- 2016/08/11未来への道しるべ「75歳の現役ガイド」
- 2016/08/11特集:きょうは山の日 沖縄の山を楽しむ
- 2016/08/11山の日を前に救難訓練 宜野湾市
- 2016/08/11熱中症に注意 10年間で最多