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日本国憲法の制定過程(その3) 日本国憲法関連 略年表①

2014-08-27 17:25:26 | シェアー

http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/20140508/p1 より転載

日本国憲法の制定過程(その3) 日本国憲法関連 略年表①Add Starcangael

 (2)日本国憲法関連 略年表

 下の年表をじっくりと読んでいただけば、日本国憲法は下の4つの総合だとわかると思う。

1 開戦直後から米国側の、日本軍国主義から解放することを意図した、用意周到な準備研究

2 鈴木安蔵による、明治期の自由民権運動研究成果(儀礼天皇国民主権人権尊重

3 幣原喜重郎首相による天皇維持と「戦争放棄」提案

4 帝国議会での審議

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1881年明治14年)

 植木枝盛東洋大日本国国憲按」発表。

自由民権運動の中でももっと民主的な憲法案。「憲法研究会憲法改正要綱」に影響。

1928年

8月27日 パリ不戦条約ケロッグブリアン協定)締結。米国はじめ15カ国が国策手段としての戦争放棄を宣言する。日本の全権代表幣原喜重郎

 →幣原の「戦争放棄」はここに胚胎している。

 1941年

 2月7日 太平洋戦争勃発。

 1942年

8月 米国国務省内に「極東班」が設置され、日本全面降伏後の政策について研究を始める。

1944年 

2月 「戦後計画委員会(PWC)」が設置され極東班の研究をより具体化し始める。

1945年

8月14日 ポツダム宣言受諾。 

9月27日 昭和天皇マッカーサー(以降Mと略記)を訪問

10月9日  幣原内閣成立 

10月11日 Mと幣原喜重郎首相面談

         Mは婦人解放など五大改革を幣原首相に指示。 

10月25日 政府憲法問題調査委員会松本委員会)を設置する。 

 →委員長松本烝治は、国体護持を最優先課題とする。 

 →Mが天皇に関する議論も解禁。

12月8日 松本国務相、「憲法改正原則」を表明。

12月26日 憲法研究会憲法草案要綱」(儀礼天皇国民主権人権尊重)発表。

 →おもな起草者は自由民権運動憲法史の研究者鈴木安蔵。GHQ民政局はこれに注目。これがGHQ草案の骨子となる。

 

モスクワでの米英ソ中外相会議極東委員会(FEC)を46年2月26日に創設することを決定。極東委員会天皇制廃止を強く示唆していた。)。

⇒続く


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