村井チェアマン、相次ぐ差別的書き込みに「絶対に許されない」
Jリーグでまたも差別ツイート。J2長崎の北朝鮮代表MF李栄直が被害に
2016年06月16日(Thu)16時56分配信
J2のV・ファーレン長崎に所属する北朝鮮代表MF李栄直に対して、差別的なツイートが投稿された。
在日朝鮮人の李栄直は大阪府出身で、徳島ヴォルティスを経て昨年から長崎でプレーしている。北朝鮮代表としては2015年アジアカップやロシアW杯二次予選のメンバーにも選出されている。
問題のツイートは、北海道コンサドーレ札幌を名乗る匿名の人物から投稿されたものであり、在日朝鮮人への差別的な内容が書き込まれていた。当該人物はこの1週間で20回以上の差別ツイートを投稿しており、別のユーザーからは非難の声が上がっている。
被害に遭った李栄直は、「今住んでいて良い人しかいないしいつも支えて貰ってる人達がいる長崎県のことを悪くいうのは辞めてほしいです。日本で生まれ育ちお世話になった人も沢山います。その中でも自分が在日であること朝鮮人であることに誇りをもって生きていきたいです」と返答している。
Jリーグではつい最近にも、浦和レッズのサポーターを名乗る人物が鹿島アントラーズのカイオに対して黒人を差別するツイートが投稿されて問題となっていた。
浦和は昨年にも差別ツイートが問題になったことから、当該人物への法的措置も辞さない構えを見せている。
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李栄直選手に差別ツイート、J2長崎が削除要請 民族・被爆者を侮辱
http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/16/lee-young-jick-discriminative-tweet_n_10497496.htmlより引用
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日刊スポーツによると、クラブ側は李選手からの報告を受け、6月13日にJリーグに報告したほか、Twitter社に削除を依頼した。
問題のアカウントは12日から、李選手のTwitterアカウントにメンションをつけ、確認できるだけで24回、「ケロイド」や朝鮮人への差別用語などを書き込んでいる。
これに対し「通報したので覚悟して下さいね」「人間として最悪」などのリプライが、投稿者に多数寄せられている。
李選手は14日、以下のようにツイートした。
李選手は在日コリアン4世で大阪府出身。大阪商業大、J2徳島ヴォルティスを経て2015年シーズンから長崎でプレー。2014年の韓国・仁川アジア大会では北朝鮮代表に選ばれた。