異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

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【拡散希望!】南スーダン取材中の三浦英之記者(朝日新聞アフリカ特派員)のつぶやきより

2016-11-15 15:44:41 | 平和 戦争 自衛隊

https://twitter.com/i/moments/791117688902864896より転載

 南スーダン取材中の三浦英之記者(朝日新聞アフリカ特派員)のつぶやきより

三浦記者の想い=「今日だけは原稿にしていないものを流す。駆けつけ警護の付与判断に間に合わないから。」「そして考えてほしい。これは自衛隊の問題じゃなく、私たち日本国民の問題だから」=が、一人でも多くの方にとどきますように。
 
 

①南スーダンに入った。日本政府は15日、同国に派遣されている自衛隊に駆けつけ警護を付与する方針だ。自国以外で武器を使うことをかたくなに禁じてきた日本が、ついに海外での武器使用の拡大に踏み切る「初めの一歩」。今日見たことを伝える

 

⑨▼11月1日、国連が市民を保護する活動に失敗したと発表。▼2日、南スーダン政府情報相が同僚と単独会見し、「政府軍と国連部隊が一時交戦」と発言▼9日、ケニアが南スーダンPKOから撤退開始▼11日、国連の事務総長特別顧問が現状を「ジェノサイド(大量虐殺)になる可能性がある」と警告

⑩こんな状況で、政府はどのような「見解」に基づき、自衛隊に武器の使用拡大を認めるのだろう。現実を無視して、自ら描いた夢物語で部隊を動かせば、立ち上がれないくらい傷ついた、あの15年戦争と同じ轍を踏むことにつながる

⑪ご存じの通り、駆けつけ警護は単なる安保法制の第一弾ではない。海外における自衛隊の武器使用の範囲が緩和によって、自衛隊は前よりずっと撃ちやすくなる。もちろん、今はまだPKOだ、国際貢献だ。でも「彼ら」の視線はたぶん、ずっと遠くを見ているはずだ

⑫米国でトランプを支持した人々の一部は間違いなく軍需産業の人たちだろう。朝鮮、ベトナム、湾岸、イラク。米国は一定の周期で戦争を繰り返している。それをビジネスとしてとらえる人々は、オバマやヒラリーではなく、かつてのブッシュのような好戦的なリーダーを待ち望んでいたはずだ

⑭巨大な同盟国に分別のつかないリーダーが誕生した今、昨夏に集団的自衛権を認めた祖国の過ちの深さを知る。我々は「米国は常に正しい」と信じようとしていなかったか。その大前提が崩れた今、気がつけば私たちは同じ舟から降りられないでいる

もし今後、自衛隊に一人でも犠牲者が出たらどうなるか。政府と一部の市民は感情にとらわれて、現場から撤退するという選択肢を失う。今の流れがどんどん加速してしまう。政治家が戦争を始めるときに欲するものは鉄と血、そして何より都合のいい悲劇だ

⑯いつもは原稿が記事になった後、個人的な思いを加筆してつぶやいてきた。でも今日だけは原稿にしていないものを流す。駆けつけ警護の付与判断に間に合わないから。代わりに翌日、新聞やテレビのニュースを見てほしい。そして考えてほしい。これは自衛隊の問題じゃなく、私たち日本国民の問題だから

 

憲法9条をそらんじる。
日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。
武力による威嚇、武力の行使。私たちは今、長年守り続けてきたものを南スーダンで失おうとしている(終)

 

 

 


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