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小沢一郎代表に訊く…どうなる!?野党共闘!「11月22日の大阪のダブル選挙が終われば~

2015-11-18 01:00:33 | 政治 選挙 

We are all one http://samadi.cocolog-nifty.com/sahasrara/2015/11/post-d25e.htmlより転載

2015年11月18日 (水)

小沢一郎代表に訊く…どうなる!?野党共闘!「11月22日の大阪のダブル選挙が終われば、一般人にもわかる大きな動きがあるだろう」と小沢氏が発言!


 
11月17日放送のラジオ番組「荒川強啓 デイ・キャッチ!」に「生活の党と山本太郎と仲間たち」の小沢一郎共同代表が出演し、野党共闘について様々なことを語っていました。

主な内容は以下の通り。

<民主党の解党騒動について>
あの話は翌日にはポシャったのでしょう?報道があったのは聞いてたが、なかなか現実にはならないな、と思っていた。

<二大政党制について>
必ずしも二大政党でなくてもいいが、「政権交代可能な議会制民主主義を日本に定着させる」というのは、私のこの世界に入ってからの目標でした。しかし、細川政権も、民主党政権も、どちらも挫折してしまった。しかし、国民は今なお、現政権にに代わり得るものを望んでいると思う。だから、もう一度それを実現しなければならないと思っています。

<自公政権に勝つためには、来年の夏までにどのような形を作るのが望ましいか?>
野党が一つにまとまればベストだが、それは難しい。ただ、「自公政権ではダメだ」という政党が候補者をひとつにして戦えば、国民の支持は必ず集まる、と思います。「民主党は期待はずれだった」と思う人もいるだろうが、それでも「安倍政権では駄目だ、国民生活に視点を合わせた政権がほしい」という人はうんと多い。2009年の時以上に野党がまとまれば、国民の期待は非常に大きくなる。

<共産党が言い出した「国民連合政府」は、実は小沢さんの仕掛けでは?>
そんなことはないが、以前から「共産党が全部の選挙区に候補者を立てるのは、結果として自民党の補完勢力になってるじゃないか」とからかってきた。今回は共産党が大転換してきたので、素晴らしい決断だと思った。「共産党に先を越されるなんて、他の野党は何をやってるんだ」とまた言っているんですが…。最近の首長選挙を見ても、野党がまとまった場合はほとんど勝ってる。小選挙区では野党が一本になれば圧勝できると思う。

<来年の参議院選挙までに具体的にやるべきことは?>
表から見ると遅々として進まないように見えるが、「このままではまた負ける」ということは、野党はみなはわかっている。今年中に各野党間のコンセンサスができればいいなと期待しています。

<オリーブの木とは具体的にはどんなものか>
今の既存政党はそのままに、例えば「オリーブの木」という名前の別の届け出政党を作って、どの政党からでも「オリーブの木」にそれぞれ個人の候補者が選挙の時に登録できるようにする。これは「二重党籍」になるが、法律上何も問題はない。それで自民党とオリーブの木が一騎打ちになるような形を作る。これでうまく行ったら(選挙に勝ったら)、政権運営もそのままの形で行こうということになるだろう。これがオリーブの木の考え方。選挙のためにこうして集まるのは良くないと言う人もいるが、そんなことはない。有権者にとっては選挙以外に選択の機会はないので、有権者にこうして選択の機会を与えるのは必要なこと。

<共産党とオリーブの木について>
共産党も、我々他の野党も、共産党がオリーブの木に中に入ることは考えていない。ただ、「今の与党、自公政権は駄目だ」という点は一致するので、選挙協力はする。つまり大きく分けて、自公、オリーブの木、共産党という三つのグループになる。

<具体的にはどこから手を付ければいいのか?>
維新の党のお家騒動が決着付けば、民主党以外でオリーブの木をやろうという話ができる。その上で共産党も選挙協力するとなれば、民主党だけ国民の声を無視するわけには行かなくなるだろう。そういう状況を作ることが大事。

<安倍政権のどこが問題か?>
安全保障、アベノミクス、両方共安倍政権がやっていることは、国のためにも国民にためにならない危険なもの。内閣の判断でだけで無原則に海外派兵するというのは、憲法にも反するし、国連憲章にも反するし、日米安保にも反する。他国の紛争のために日本が勝手に軍隊を出すというのは非常に危険で、きちっとした原則が必要。経済については自由競争至上主義が安倍政権の考え方で、企業が儲かればやがて庶民も豊かになるというが、内部留保がたまるだけで所得格差は開く一方。自由競争至上主義は単なる弱肉強食になるだけで、これは政治ではない。絶対にやめなかればダメ。

<安保法制は廃止ということでいいのか?>
もちろん廃止して、新しく憲法と国連憲章の理念に基づいた安全保障の原則を作るべきだと思う。

<野党間の政策の違いはどうする?>
オリーブの木で細かいところまで一致させる必要はない。安倍政権の作った安保法制は廃止、原発の再稼働はやめて、何年後かはともかく、再生可能エネルギーに転換していく…このぐらいは一致できるのではないか。

<小沢さんがどう動いているか、どこを見れば確認できる?>
僕があまり表に出るとまたやられるので、そのつもりはないが、維新の党の政権寄りの大阪のグループと、野党再編志向のグループがはっきりすれば、皆さんの目にも見える動きが出てくると思う。今まで与党寄りと野党寄りが混在していたが、22日の大阪の選挙以降ははっきり別れると思うので、やりやすくなる。

(以下略)

…もちろんこの段階で戦略のすべてを語ったわけではなく、言えないことも多々あったでしょうが、思った以上に率直に語ってくれたのではないかと思いました。「11月22日の大阪のダブル選挙が終われば、一般人にもわかる大きな動きがあるだろう」という発言はとても興味深いですね。果たしてどのような動きがあるでしょうか…?

 

 

 


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