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異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

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【書籍紹介】「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」~蓮池 透さんの遺言

2015-12-19 01:28:48 | 拉致被害
蓮池 透蓮池 透さんFBより転載
こんなの書きました。週刊誌の見出しではありません。私の遺言です。

 

拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々 表紙画像

 


  • 発売日 : 2015年12月17日
  • 定価 : 本体1,600円(税別)

 2002年の日朝平壌会談のあと、安倍晋三は、本当に拉致被害者たちの北朝鮮一時帰国に反対したのか? 
 その後、対北朝鮮強硬派として政治的な地位を高めた現首相、そして、その周辺に蠢いた数多くの人間たちの打算と裏切りを告発する、究極のインサイド・ストーリー!!

序 章 「救う会」に乗っ取られた「家族会」
第1章 拉致問題を利用してのし上がった男
第2章 被害者死亡を認めた首相の大罪
第3章 拉致を利用したマドンナ
第4章 情報はゼロの外交官
第5章 「救う会」を牛耳った鵺
第6章 政治家を恐れるマスコミの罠
第7章 カンパを生活費にする男
第8章 家族会を過激にした張本人
特別対談 拉致問題の現在と最終解決とは(青木理&蓮池透

 

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「安倍さんは嘘つき」元家族会の蓮池透氏が拉致問題で安倍首相がついた真っ赤な嘘と政治利用の手口を全暴露

2015-12-13 22:01:03 | 拉致被害

リテラ  http://lite-ra.com/2015/12/post-1776.html より転載

「安倍さんは嘘つき」元家族会の蓮池透氏が拉致問題で安倍首相がついた真っ赤な嘘と政治利用の手口を全暴露

2015.12.13
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左・蓮池透氏のツイッターアカウントより/右・安倍晋三公式サイトより


 安倍首相はウソつきだ──。本サイトでは安倍首相の数々のウソについて繰り返し報じてきたが、意外な人物が安倍首相のウソつきぶりを暴露した。

 意外な人物とは、北朝鮮拉致被害者・蓮池薫氏の兄で、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)元副代表の蓮池透氏だ。拉致問題といえば、安倍首相が官房副長官だった小泉政権時代に、一気にその知名度と人気を高めたきっかけ。拉致被害者とその家族との関係は深く信頼も厚い。そんなイメージがあったが、その当事者のひとりからもウソつきと批判されるとはいったいどういうことなのか。

 蓮池氏の「安倍首相ウソつき」発言が飛び出したのは、12月9日に開かれた辻元清美衆院議員の政治活動20周年パーティでのこと。会の冒頭、辻元氏と田原総一朗氏の対談が行われていたのだが、途中で客席にいた鳥越俊太郎氏と蓮池氏を見つけた辻元氏が、ふたりをステージ上に招き、急遽4人でのトークとなった。

 TBS『NEWS23』岸井成格氏の後釜とも噂される朝日新聞特別編集委員の星浩氏も客席にいる前で、鳥越氏が『NEWS23』の岸井降板問題を批判するなど、当然、話題の中心は安保法制、安倍政権批判で盛り上がった。
 
 そんななか、マイクをもっていなかった蓮池氏が、何やらボソっとつぶやいた。隣に座っていた辻元氏がそれを受けて、聴衆にその内容をこうバラした。

「蓮池さんがヨコで、安倍さんはウソつきって言ってる(笑)」

 マイクを渡された蓮池氏、さすがに表立っては発言を認めないだろうと思いきや、もっと強い調子でこう断言したのだ。

「安倍さんは、拉致問題を利用して、総理大臣になった」

 蓮池氏は、安倍晋三拉致問題をいかに自身のイメージ操作に利用してきたか、そのウソの数々を暴露し始めた。

「彼はどういうふうに喧伝していたかというと、小泉訪朝に官房副長官として一緒に行って、北朝鮮側、金正日総書記から拉致問題について謝罪と経緯の報告がなければ、日朝平壌宣言にサインをせず、席を立って帰るべきだと自分が進言したと。そういうことになっているがウソ。それは、みんなの共通認識だったんだから」

 蓮池氏言うように、この安倍の「署名見送り進言」は、当時数々のメディアが報じていた。

〈小泉首相と金総書記との間で交わされた「日朝平壌宣言」をめぐり、拉致被害者の多くが死亡していたことが分かったため、安倍官房副長官と高野紀元外務審議官が一時、「宣言の署名を見送るべきだ」と主張していたことが複数の政府関係者の話で明らかになった〉(産經新聞2002年9月18日付朝刊、一部略)


〈昼食を一緒に食べようという北朝鮮側の提案を断り、日本側は控室で日本から持参した幕の内弁当を食べた。だが、首相はほとんど手を付けなかった。
 安倍が首相に迫った。「拉致問題について金総書記の口から謝罪と経緯の話がない限り共同宣言調印は考えた方がいい」
 決裂もありうる──。緊迫した空気が周囲を包んだ〉(毎日新聞同19日付朝刊、一部略)

 しかし蓮池氏も指摘するとおり実際はこの武勇伝はまったくのデマ。本サイトでも報じたが、日朝首脳会談の立役者で会談に同行していた田中均アジア大洋州局長(当時)が後にフリージャーナリストの取材に対し、安倍の署名見送り進言があったことをはっきりと否定している。そもそも金総書記が拉致を認めて謝罪しなければ平壌宣言に署名できないのは会談関係者全員の基本認識だったから、わざわざそんなことを言う必要もなかった、と蓮池氏と同様の解説を田中氏もしていたという。ちなみに補足すると、このデマ武勇伝をメディアにリークしたのは、ほかでもない安倍晋三本人なのだ。

 さらに蓮池氏によると、安倍首相の拉致問題をめぐるウソは、これだけにとどまらなかった。蓮池氏は語気を強める。 

「安倍さんは嘘つき」元家族会の蓮池透氏が拉致問題で安倍首相がついた真っ赤な嘘と政治利用の手口を全暴露

「弟たちが北朝鮮から一時帰国ということで帰ってきたとき、当初2週間で帰ることになっていた。そのときに帰国した被害者5人を安倍さんは体を張って必死に止めたっていうんだけど、これは真っ赤なウソ! 止めたのは、私なんだから! 安倍さんが止めたって言うのであれば、途中で電話をしてくるとかあるはずだけど、そんなのない。あれは、安倍さんが止めたんじゃない、私が止めたんだ!」

 この「北朝鮮への帰国を体を張って止めた」という話も、先ほどの「署名見送り進言」デマと同じくらい流布している。安倍首相自身、たとえばFacebookで“帰さないという自分の判断は正しかった”と書き込むなど、あたかも自分の手柄のように語っている。蓮池氏によると、これも真っ赤なウソなのだ。

 安倍が、こうしたウソをついたのは世間に対するイメージ操作だけではない。政権内部でも、同様のウソをついていたようなのだ。

「それから朝日新聞で今年9月に福田康夫さんのインタビューが載って、「5人を帰すかどうか、苦悩した」と。その記事のなかに、安倍さんが「5人の意見を集約しました」と福田さんに言ってきたとあったんですが、そんなことしてません!」

 拉致問題についてはなんでもかんでも自分の手柄にしようという安倍の姑息さが透けて見える。

「そういう美談がはびこっているわけですよ、世の中に。安倍さんはすごく拉致被害者に寄り添っている、みたいなイメージ。その美談を利用して総理大臣になったんですよ」

 安倍のこうした拉致武勇伝デマの数々は、「拉致被害者に寄り添っているイメージ」をつくっただけではない。「席を蹴って帰りましょうと進言した」「体を張って説得した」とやたら勇ましい言葉をチョイスし、安倍の「闘う保守政治家」というイメージ形成にも大きく寄与している。さらにいえば、現在につながる排外ナショナリズムの機運をも一気に高めた。蓮池氏が指摘する通り、安倍は拉致問題を利用して、自身の“闘う政治家”イメージをつくりあげ排外ナショナリズムを煽り、それらを武器に総理大臣にまでなったのだ。

 そして、蓮池氏は安倍首相について、こうも指摘した。

「安倍さんはかけ声だけ。自分の在任中に解決するって言ってますけど、では何をもって「解決」とするのか。安倍さん自身、わかってない」

 安倍首相はかけ声だけ。これは拉致問題に限らず、まさに安倍首相の政治姿勢すべてに当てはまる。アベノミクス、積極的平和主義、一億総活躍……すべてかけ声だけで、中身もなければ、その先に解決もない。安倍政権の支持者たちはそのことを早く自覚すべきだろう。
編集部

 

 

 


拉致再調査報告書は受け取っていたと週刊誌でバラシタ飯島勲

2015-10-07 13:19:16 | 拉致被害
 http://new-party-9.net/archives/2761

拉致再調査報告書は受け取っていたと週刊誌でバラシタ飯島勲

 きょう10月7日発売の週刊文春で、飯島勲がみずからの連載評論「激辛インテリジェンス」の中で書いた。

 北朝鮮は拉致再調査報告書を用意しているが、その中に生存者情報がないので日本が受け取りを拒否しているのだと。

 日本政府が受け取りを拒否していることはこれまでも色々な形で報道されて来たが、安倍政権の内閣参与である飯島勲氏がここまではっきり認めた事は驚きだ。

 しかもそれだけではない。

 飯島氏はついに禁じ句を口にした。

 すなわち、「もっと厳しい情報がもたらされることもある」と。

 それを受け入れる覚悟がなけりゃ、拉致問題はいつまでたっても解決しないと。

 これはすなわち生存者はいなくても拉致問題を決着させる覚悟を持てと言っているのだ。

 そこまで拉致問題は行き詰まっているということだ。

 それにしても内閣参与でありながら、このような内部情報を週刊誌で書き散らす飯島氏の無神経さにはあきれる。

 拉致被害者家族は安倍首相に抗議しないのだろうか(了)


 

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164840

蓮池透氏がツイッターで激怒 拉致再調査期限に政府言及なし

2015年10月2日

どうなってるの? 今日が北拉致再調査結果報告の期限だったはず。日本政府は無言。首相は不在。〉――。
北朝鮮による拉致被害者、蓮池薫さんの兄で、拉致被害者家族連絡会元副代表の透氏が「安倍政権」の対応にカンカンになっている。

 透氏がツイッターでこうつぶやいたのは9月29日。進展しない拉致問題にいらだちを爆発させたのだが、激怒するのもムリはない。日本人拉致被害者らの再調査について北朝鮮が特別調査委を設置したのが昨年7月。当初の報告期限は「1年程度」だったが、今夏になっても進展はなく、結局、「先送り」された。しかし、日本政府は「速やかに正直な調査報告を求め続ける」と言うばかりで、ナ~ンも取り組んでこなかったからだ。

 そのクセ、安倍首相は9月13日に都内で家族会などが主催する「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」と題した会合に出席。
 挨拶で「直ちに拉致被害者全員を日本に返すよう強く要求してまいります」「日朝合意に基づく迅速な調査を通じ、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を目指し、北朝鮮からの具体的な動きを早急に引き出すべく、引き続き最大限努力を続けてまいります」なんて威張っていたのだ。

 
■政権は明らかに拉致問題を政治利用

 9月13日といえば、安保法採決に向けて安倍首相がシャカリキになっていた頃だ。おそらく頭の中は安保法でいっぱいだったに違いない。それを見透かした透氏は、参院特別委で安保法が強行採決された17日のツイッターで、〈今日で小泉訪朝から丸13年。国会といえば、見てのとおり憂慮すべき状態。別の「記念日」になってしまった。言葉がない。どこへ行ってしまうんだろう?拉致問題。〉とつぶやいていた。

 安倍首相が拉致問題を「政治利用」しているのは明らかで、家族会じゃなくても怒り心頭だろう。元外交官の孫崎享氏はこう言う。

「拉致問題について、おそらく安倍首相自身も『解決は不可能』と思っていると思います。今の時点で『ゼロ回答』であることや、被害者の方々の年齢などを考えれば容易に想像できることです。しかし、『拉致問題を解決する』と言って支持を集めてきた安倍政権が『ムリ』と言うはずがない。『解決する』と言い続けるしかなく、真剣に取り組む気もないと思います」

 姑息な安倍政権の正体見たりではないか。
 
 

 


拉致問題、政治に利用か 元拉致被害者家族連絡会副代表・蓮池透さん(60)

2015-06-23 00:25:01 | 拉致被害

毎日新聞2015年06月21日

政治 安保法制・私はこう考える

:拉致問題、政治に利用か 元拉致被害者家族連絡会副代表・蓮池透さん(60)

 安倍政権の解釈改憲に代表されるあまりにも強引な手法を見ていると、安保法制を進めるために拉致問題を政治的に利用したのではないか、との思いが日に日に増している。

 拉致問題は容易に国民一人一人に危機感を呼び起こすことができる。今も拉致問題は全く進展がないが、昨年5月に北朝鮮が再調査を約束しただけで大きなニュースとなり、結果的に安倍晋三首相の評価を高めた。

...

 今回の安保法制は、北朝鮮を含めた北東アジア諸国の対日政策に大きな影響を与えるはずだ。首相は「最重要課題」に拉致問題を掲げてきたが、安保法制が拉致問題に与える影響は十分検討されたのだろうか。

 安倍政権はすでに、拉致を含む日朝間の諸問題について北朝鮮と交渉を始め、見返りとして独自制裁の一部解除に踏み切った。対話を進める一方で北朝鮮の脅威をあおり、安保法制を推し進めることは、そもそも矛盾ではないのか。

 私が弟との再会まで要した時間は24年間だった。弟の帰国から、はや13年が経過しようとしている。いまだ帰国できない拉致被害者の家族は高齢化が進み、時間との闘いを強いられている。

 今回の安保法制は中国が力を増し、米国の力が弱まる中で進められている。日本ははざまで難しい対応を迫られるケースが増えるはずで、戦後日本の大きな進路変更につながる可能性が高い。日本は北朝鮮のような独裁国家ではない。政権が必要と判断するなら、憲法9条改正を国民に問うべきで、解釈改憲は許されない。【聞き手・岸達也】=随時掲載

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 ■人物略歴

 ◇はすいけ・とおる

 1978年に北朝鮮に拉致され、2002年に帰国した蓮池薫さん(57)の実兄。著書に「拉致-左右の垣根を超えた闘いへ」など多数。