改め Objective Technician

はぐれ技術者のやりたい放題

真夜中の研究室で大はしゃぎ

2008-08-21 06:52:25 | 陸上競技
いいものを見せてもらった。あれほどのスピードに乗れたらそれはもう気持ちいいだろうなぁ。


あと、棒高跳の競技を詳細にテレビで放送してくれることはすごくまれなので、しかも研究室に大型液晶テレビがあるもんだから、もう卒論そっちのけで見入ってしまった。


世界トップレベルの男子は入りが凄まじい。

あれだけ強烈にポールを曲げ込めば返ってくる反動もものすごいだろう。


入りの豪快さと技術の高さが両立できるとあれだけ抜けるようになるのかと思った。


解説を聞いてて1つ気になったことがある。

踏切が近いと幅が出ず、遠いと流れるということ。

踏切が遠いと流れて失敗するというのは分かってたけど、近いとポールが立たないということを理解するのに何秒か時間がかかった。

そういえば、七大戦の3m90の1本目がこの失敗だったと思う。おそらく踏み切り位置が近くてポールが大きく曲がり、ダメかと思ったけど思い切って振り上げたら今まで体験したことがないくらい体が浮いて、だけど幅がなくて失敗した。

北日の4m00の2本目もたぶん同じで、このときはポールが曲がり過ぎたと思って振り上げを諦めちゃったけど、振り上げまで持って行ったとしたらかなり浮いたんじゃないかと思う。


踏み切りが遠いと高さが出ないかわりに幅が出て、近いとポールに押し戻されて幅小さくなって頂点とアップライトを合わせるのが難しいかわりに、振り上げればかなり浮く。

という解釈でおそらく正しい。


一般人があんな豪快な入りをするのはまずムリなので、その代用として踏み切り位置を近くする手段を選ぶのもアリかと思う。


こんどの試合では、勝負どころで踏み切りをほんの少し近くして、アップライトを引いて、大きく曲げてしっかり振上げて幅を犠牲にして高さを稼ぐ、という選択肢も考えておこう。

たぶん、ポール硬くして握りを上げるという選択肢と結果的に等価な効果がある。

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