ふたつの恋と砂時計

【原題】키다리 아저씨（あしながおじさん）
韓国では、2005年1月13日に公開
監督：コン・ジョンシク
脚本：キム・ヒョンジュン

■出演
チャ・ヨンミ役：ハ・ジウォン
キム・ジュノ役：ヨン・ジョンフン
ヨンウ役：パク・ウネ
ヒョンジュン役：ヒョンビン
カン・ジョンジョン（チョン）役：シニ
キム・ジヨン役：キム・ジョンナン
イ・ヨンギュ（プロデューサー）役：チョン・ジュナ
ラジオ局理事役：オ・テギュ

■ストーリー
児童文学『あしながおじさん』をモチーフに、孤児だった女性を学生時代から支援してくれていた人（おじさん？）を探す物語です。

チャ・ヨンミは、両親の愛情に包まれて育ち、初恋に憧れを抱く少女でした。でも、そんな幸せな日々は長く続かず、ヨンミは孤児となってしまったのです。

大学生になったヨンミ、授業料を払いに行ったところ、既に誰かが払っていてくれました！正体不明の支援者のおかげで大学を卒業したヨンミは、ラジオ局で放送作家として働くことになりました。

家が遠いヨンミのために、会社は家を用意してくれました。その家の所有者は、現在療養中のラジオ局の社員とのこと。ヨンミは、同い年の同僚ジョンジョン（チョン）と一緒にその家に住むことになるのでした
ノートPCを使って、家で仕事をしていたヨンミでしたが、PCの調子がイマイチ・・・ヨンミは、家の所有者の物と思われるPCを借りて作業することに。すると、「1年後の私に出すメール」という不思議なメールを受け取ることになるのでした。

そのメールによると、メールの差出人は高校時代に困っていた時に助けてくれた恩人に片想いしたようです。その後、同じ大学、同じ会社へと進んだのですが、声もかけることもできないまま重い病気にかかってしまうのでした。病気によって、記憶を失うかもしれないけど、恋をした記憶は失いたくない・・・

メールを読んだヨンミは、メールの差出人の恋の相手を探そうとするのですが、手がかりが掴めません・・・
そんなある日、ヨンミはラジオ局の資料室にいるキム・ジュノという男性と出会い恋愛関係になりました。ところが、資料室で砂時計を見つけたヨンミは意外な事実に気付くのでした！

■感想
映画は苦手な私でも、この映画は最後まで飽きずに鑑賞することができました。お気に入りの映画の１作品として記憶に残ることでしょう

途中まで、あしながおじさんは社長なのかと思っていたんですけど・・・あしながおじさんは近くにいたんですね～。ずっと長い間・・・
とってもキレイな展開でキレイな結末だったので、ネタバレは自粛しておきますね

当ブログで度々書いているんですけど、ハ・ジウォンさんの顔がどうも苦手なんです・・・でも、この映画のヨンミはとっても好印象でした。やっぱり、役のキャラクターって大事ですね。

ヨン・ジョンフンさんは、『白雪姫』のジヌ役で好印象なんですけど、この映画のジュノのキャラはちょっと地味でしたね。まぁ、それには理由があったんですけどね。

☆『バリでの出来事』のハ・ジウォンさんが主人公なんですけど、仲良しの同僚チョン役がシニさんっていうのも観ていて楽しかったです。『バリでの出来事』でも親友役でしたからね。

☆社長役のオ・テギュさんは、現在ネット配信中の『北の駅から 第2部』で歯医者さん役を演じている俳優さんなんですけど、品川庄司の庄司さんに激似なんですよね～。

☆プロデューサーのヨンギュ役のチョン・ジュナさんは、『新入社員』でカン・ホの親友を演じていた人です。コミカルな役がよく似合います！

☆ヒョンビンさんとパク・ウネさんは友情出演でした。