チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

僕の、世界の中心は、君だ。

2007-11-22 22:51:11 | 映画
【原題】파랑주의보(波浪注意報)
韓国公開日:2005年12月22日
原作:片山恭一『世界の中心で、愛をさけぶ』
監督:チョン・ユンス

■出演
キム・スホ役:チャ・テヒョン
ペ・スウン役:ソン・へギョ
キム・マングム(スホの祖父)役:イ・スンジェ
オ・ソンジン(スホの友人)役:パク・ヒョジュン
キム・ヘソン(スホの友人)役:キム・ヨンジュン
パク・チョング(スホの友人)役:ソン・チャンウィ
キム・ジホ(スホの妹)役:キム・シニョン
スウンの父役:ハン・ミョング
スウンの母役:オ・ジョンウォン
スホの母役:キム・ヘスク
民宿のおばさん役:キム・ジヨン
若い頃のマングム役:ユン・ヒウォン
スニム&スニムの娘役:ムン・ジョンヒ
柔道部のヨング先輩役:ムン・ウォンジュ

■ストーリー
学校で一番の美女ぺ・スウンは、以前から同級生のキム・スホのことが気になっていたようで、常に熱い視線を送っていたのですが、スホは気付いてくれませんでした・・・
ある日、積極的にスホにアプローチしたスウン。スホは学校中の男子から羨望の眼差しを浴びることになるのでしたそして、2人はポケベルを介して交換日記を始めることになるのでした

「祖父が倒れたから、家に帰るように」と言われ、学校を早退したスホでしたが、それは祖父の嘘で、祖父はスホと一緒にお酒を飲みながら語り合いたかったんだそうです。いきなり初恋について語り始めた祖父、そこにスウンがカバンを届けにやって来ました。スホとスウンは、一緒に祖父の初恋の話を聞くことになるのでした

スホの祖父マングムの初恋の人は、スホの祖母ではなくスニムという女性だったそうです。死ぬほど愛し合っていたはずの2人でしたが、マングムが戦争に行くことになってしまいます。戦争が終わって故郷に帰ったマングムでしたが、「必ず生きて帰ってきてね」と約束したはずのスニムは待っていてくれませんでした。それっきり、マングムはスニムに会うことはできなかったのです・・・ところが、葬儀屋を営むマングムはスニムの夫のお葬式を担当し、ずっと泣き続けるスニムの姿を目撃するのでした。「縁とはそういうものだ。すべて決められているように思えるが、いくつもの紆余曲折がある。少しズレただけで運命が変わってしまうんだ」

その後、スニムの娘がマングムにスニムのお葬式を依頼しにやって来ました。「もっと早く会えたらよかったのに・・・随分時間がかかってしまったな。ありがとう。君も僕を覚えていてくれて」マングムは、スニムに"死に装束"をプレゼントしました。最初で最後のプレゼント。
今度生まれ変わったら、はなればなれにならずにもう一度必ず会おう。少し待っていておくれ、すぐに行くから・・・

友達に旅行に誘われたスホはスウンを誘って出かけたんですけど・・・それは友人達の好意(?)で、結局スホとスウンは2人っきりで旅行に行くことになるのでした~。
島で幸せな時間を過ごした二人。「君のために泣き、君のために笑い、君のために生きる。これから、僕の世界の中心は君だ」とスホがスウンに決意を語った翌日、突然スウンが倒れてしまいました

入院したスウンの病気は白血病でした。
偶然、看護士たちの会話からスウンの病名を知ってしまったスホ。スウンの父親は、「スウンにしてあげられることがあるのなら、君に頼みたい」とスホに頼みました。

「あの島へ行きたい。連れて行って」と言うスウン。スホは、スウンを連れて島へ行こうと港まで行くのですが、その日は"波浪注意報"が発令され、船舶はすべて欠航でした・・・

島へは行けなかったけど、スウンは人生の波のような存在であったスホに感謝し、スホの幸せを願いながらこの世を去りました・・・

数年後、大人になったスホは1人であの思い出の島へ行きました。民宿のおばさんも相変わらずです。遺失物置き場でスウンのカバンを見つけたスホは、生前スウンが綴った日記帳を見つけるのでした。
"種が花になって丘を埋め尽くすのをスホと一緒に見たい。花咲く丘をプレゼントしたらスホは受け取ってくれるかな?"
スホが丘へ行ってみると、そこには紫色の花が咲いていましたスウンは倒れる寸前に、丘の上で種をまいていたんですね。

■感想
この作品は、言うまでもなく「セカチュー」の韓国リメイクバージョンです!日本版の「セカチュー」は、公開された2004年5月に映画館で鑑賞しました。当時、ドラマ版『WATER BOYS』でブレイクした森山未来君が出演しているということで話題でしたね大人になった朔太郎役の大沢たかおさんとよく似ていると好評だったような記憶があります。

高校時代の彼女が白血病で亡くなるというストーリーは同じなんですけど、ちょこちょこと違う部分もありました。
確か、日本版はウォークマンでボイスメッセージを交換していたような気がします(すみません、記憶が薄れてしまっていて・・・)韓国版では、ポケベルでしたね。それから祖父の職業、日本版は写真館、韓国版は葬儀屋。

全体的に良い感じで、飽きずに鑑賞できました。ラストも綺麗にまとまっていて好印象です
でも、ストーリーを知っているだけに感動はしませんでした。それから、登場人物の個性が薄くて、あまり記憶に残らないんじゃないかと・・・
そんななかでも、祖父の初恋エピソードはうまくまとまっていて、今回の鑑賞で最も印象に残りました。

☆祖父役のイ・スンジェさん、いろんなドラマで父親役、祖父役などで大活躍されている俳優さんですよね。この映画の祖父役もとっても良かったです。

☆スホの友人役で文化祭でマリリン・モンローを演じていたソン・チャンウィさんは、『ウェディング』でリュ・シウォンさんの後輩外交官役を演じていた俳優さんですね。

☆キム・ヨンジュンさんは、現在視聴中のドラマ『ボディーガード』に出ている俳優さんです。ちょっぴり個性的な顔ですよね?

☆生物の先生役のキム・ユンソクさんは、『復活』でチョン・ゴミョンを演じていた俳優さんです。

☆民宿のおばさん役は、『フルハウス』でヨンジェの祖母を演じていたキム・ジヨンさんでした。

☆スホ母役は、キム・ヘスクさんでしたね。あまり顔がハッキリと確認できなかったのですが、さり気なく出演されていました。


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