星も月もあなたへ 第123話

■第123話

”オ室長のことで話がある”とチェウォンを呼び出したギョンジュ。
「ケイカンパニーの資料を渡す代わりに
母と私の渡航費用を用立てて欲しいの。
今は、私を打ち負かすよりも会社が大事でしょ？」と迫りました
もちろん、断ったチェウォンでしたが、
会長代行のヨンテクが警察に捕まったら
ハンマダンは危うくなる！と不安になり、ジヌに話すと
「ギョンジュが海外へ行こうとしているのは、母親のためかも」
とギョンジュ母が重病であることを話しました。

取り調べを受けることになったら、
母に付き添えなくなることを心配するギョンジュ。
眠っている母を見つめながら、
以前、母と星空を見ていたことを思い出し、
「私はいつも自分の星だけを探していた。ママもいるのに…
私だけじゃなく、私たちの星を探すべきだった。
ごめんなさい…」とワガママだったことを反省するのでした。

ギョンジュと会った時のことを思い出すチェウォン。
「あなたに反省する機会をあげたかった。
ケイカンパニーの資料のことよりも
過去のことを謝ってほしかった。」とチェウォンが言うと、
ギョンジュは、高校時代に屋上に呼び出した件について真相を打ち明けました。

お酒を飲んで暴れる父のせいで毎日夫婦喧嘩は絶えず、
貧しい暮らしの中で、勉強して成績トップになることだけが
ギョンジュの救いだったようなのですが、
成績トップの座をチェウォンに奪われ、
チェウォンから勉強時間を数時間奪うために屋上に呼び出した。
家に帰って勉強していたギョンジュでしたが、
両親の夫婦喧嘩が始まり、ヘッドフォンで耳を塞いでいたから
雨が降って来たことに気付かなかった。
後になって雨に気付いて屋上に行ってみたけど、
ドアノブが壊れていて、怖くなって逃げた。
その後、チェウォンが死にかけたと聞いて怖かったけど、
”自分のせいじゃない”と言い聞かせてきた…

ミニョクとのことについても、”成功したかった”と言い、
「欲を出し過ぎたのね。その罰を母が受けてしまったの。
母を助けて！外国へ行かせて！」とギョンジュ。

ミニョクのもとへやって来たヨンソン。
「ヨンテクを助けてあげて。
長年ハンマダンに貢献してきたのは知ってるでしょ？
妻子がいるアメリカに行かせてあげて」と言うのですが、
「既に警察に資料が渡っているため、逃げられない状況だ」とミニョク。
それでも ヨンソンは、「たった一人の弟を助けて欲しい！」
とミニョクにお願いするのでした。

ジニの動画は”天使の歌声”としてネットで大反響
ラジオDJにも注目されたようです！

その日 マンホが家に帰ると、ピルスンが寝込んでいました。
「孫嫁が2人もいるのに、誰も食事を作ってくれない」とピルスン。
ジヌ夫妻がハン家に行ったまま戻らないことを寂しく思っているようです…

その夜、ジヌとジングを呼び出したマンホ。
「いつ女房を連れて帰る？」と切り出しました。
離婚を主張しているナレは戻る気配がないため、
”ジヌ夫妻に早く戻って来て欲しい”と言うのですが、
「会長のことが心配だから…」とジヌ。
ピルスンが寝込んでいることを聞いて様子を見に行くと
「心が痛い…」とピルスン。

その頃 チェウォンはソ家に戻らないといけないことを両親に話していました。
会長も「私は大丈夫だから」と早くソ家に戻るよう承諾してくれました。

ナレと旅行に行くことにしたジングでしたが…
車で駅へ向かう途中、交通事故を起こしてケンカをしている男性2人に道を阻まれ
文句をつけたところ口論になり、携帯も壊れてしまい警察へ。
警察からナレに電話するのですが、
「また警察沙汰？」と呆れられてしまうのでした

ハンギョンの裏金問題は大々的に報道されました！
そんな中、ギョンジュは母を旅行に誘いました。

ヨンテクを心配するヨンソン。
ヨンソンの頼みを断れないミニョクは、
ヨンテクを渡米させようか？と考えるのですが、
「罪は償うべきよ」とチェウォン。

ナレに直接会って
「交通事故を目撃して警察に行った」と正直に話しても
ナレの怒りはおさまらず、
ナレは持っていた柿をジングに投げつけるのでした
「それで気が済むのなら、いくらでも投げろ！」とジング。
ナレは「もう二度と現れないで！」と泣くのでした

柿まみれで家に帰ったジング。
「兄さんより先に女房を連れて帰る！」と宣言しました

ハン家の門の前に立つヨンテク。

義兄さん、僕はこのざまだ。
案の定だと笑ってくれ。
認めて欲しかったのに裏目に出た。
情けない僕を許してくれ…

ハン家の人に会わず、帰ろうとすると
ヨンソンが外に出て来ました。
「今は会いたくない。
義兄さんによろしく伝えてくれ。
すべての片が付いたら会いに来るよ。
ゴメン…」と去って行こうとすると
そこに警察が現れました

そんなところで、第123話終了です