チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

私の頭の中の消しゴム

2005-12-03 20:01:46 | 映画
【原題】내 머리속의 지우개 韓国では、2004年11月5日に封切。

☆속(ソク):中(「中」を表す韓国語として「안(アン)」もありますが、「안」は建物など大きい(広い)ものの中を表し、「속」は机の中など比較的小さい(狭い)ものの中を表すようです。)
☆지우개(チウゲ):消しゴム

■出演
チェ・チョルス役:チョン・ウソン
キム・スジン役:ソン・イェジン

久々に映画鑑賞しました♪
この映画は、2001年4月9日~6月25日に日本テレビで放送されていた『Pure Soul~君が僕を忘れても~』(緒方直人さん、永作博美さん主演)の映画化版です。ドラマがとても良かったので、映画も観たいなぁ~と思っていました。近所の映画館で公開していたので、公開終了間際(12月9日で公開終了)ですが、行って来ました。

冒頭の出会いのシーンが全く違っていたので、ストーリーも全然違うのか?と思ったのですが、登場人物の設定もストーリーもほとんど同じでした。
チョルスがスジンの手作り弁当を持って行くシーン(お弁当箱2つともごはんが入っていたシーン)は、ドラマでも全く同じシーンがありました。映画館では、ここで笑いが起きていましたが、私はドラマを見て知っていたので「もう1個もごはんが入ってるよー」と思って見てました。

ドラマ版では、主治医は女医さん(室井滋さん)で、旦那さんがアルツハイマーを患って植物状態で入院しているという設定でしたが、映画版では年配の男性のお医者さんで奥さんをアルツハイマーで亡くしたという設定でした。

チョルスの母親のシーン、ちょっと少なかったかな?という気がします。母親の事情がよく分からなかったです。ドラマでは母親のシーンが結構多かったので・・・

■感想
ストーリーは知っていたので、ストーリーで泣くというよりは、チョン・ウソンさんの男泣きのシーンで泣きました
「母親に捨てられた日に一生分泣いたから、もう涙は出ない」と言っていたチョルスが医者から「スジンがアルツハイマーを患っている」と告知された後のバッティングセンターのシーン、スジンが姿を消す前にチョルスに残した手紙のシーンはジーンときてしまいました。
韓国映画の観客って、エンドロールを見ないで帰る人が多いのですが、この映画に関しては全員、映画が終了して明かりがついても帰ろうとしないんです。号泣しちゃって涙が止まらないからなんですけどね。それぐらい素晴らしい映画でした

ソン・イェジンさんの作品は、『ラブストーリー』、『永遠の片想い』、『夏の香り』を見ています。この3作品を観た限りでは、病弱なお嬢様というイメージが強かったのですが、この作品では不倫をしたり冒頭のケバいメイクなど今までとは違った姿を見せています。若年性アルツハイマーという難しいテーマを見事に演じています。

チョン・ウソンさんの作品は初めて鑑賞しました。映画しか出演されない俳優さんだそうです。背が高いので、ドラマよりも映画向きなんだと納得です。この映画では、クールながらも妻を一途に愛する男性を抜群の演技力で演じています。「君が忘れてしまっても、僕が憶えているから・・・」というセリフがとても印象的です


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2 コメント

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Unknown (satesate)
2006-01-08 22:58:44
さくらさん、新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。



チョン・ウソンさん。力仕事の似合う役者さんですよね。



ドラマに出ないんですか、

「アスファルトの男」は、そうすると、

そうとう貴重なドラマ出演ですね。



「ユリョン」は見ましたが、作品自体が、いまひとつかなあ。

「MUSA」は、ちょっと見てみたいです。



ソン・イェジンさん、ハイヒール姿に

惚れました。



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コメントありがとうございます! (さくら)
2006-01-09 09:02:15
satesateさん、こんにちは。

チョン・ウソンさん、建設現場で働く姿が似合っていましたね~



以前はドラマにも出演されていたようですが、

最近は映画中心で活躍されているようです。

『アスファルトの男』に出演されていたんですか?

貴重な作品かもしれませんね。



今年もまたよろしくお願いします!
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