噂のチル姫 第45話

■第45話

父を苦しめてしまった挙句、心筋梗塞で生命の危機にまで陥れてしまった
ことを知ったソルチルは、病院に駆けつけました
ミョンジャとトクチルは、ソルチルが父を心配して駆けつけてくれたことに
感謝し、ミョンジャはソルチルを抱きしめて号泣するのでした
その様子を見ていたミチルも安心したようです
早速 イルハンに報告したミチル。
「遅れてきたくせに孝行娘ぶってたわよ」なんて言ってました～
本当は嬉しいくせに、あまのじゃくなミチルなのでした。

手術は無事に終わり、ミョンジャは真っ先にソルチルをヤンパルのもとへ行かせました。
ソルチルは涙を流して、ヤンパルの手を握るのでした・・・

手術前に、「もしもの時のために・・・」とミョンジャ宛に手紙を書いたヤンパル。
手術室に入る直前に、ヤンパルはその手紙のありかをミョンジャに伝えました。
ヤンパルの病室へ行ったミョンジャは、恐る恐る手紙を読んでみました

今まで苦労をかけてしまったこと、
トクチルの離婚、ソルチル ミチルの結婚など問題が山積みなのに
倒れてしまってすまないということ・・・
遺書のような内容が綴られており、
"心残りは、お前と結婚式を挙げられなかったことだ。
元気で戻れたら、結婚式を挙げよう。お前の花嫁姿が見たい。
お前がずっと聞きたかった言葉、どうしても口に出すことはできないが、
手紙の後ろに書いたよ。"
と締めくくられていました。
ミョンジャが手紙の裏を見てみると・・・
"愛してるよ、キム・ミョンジャ"と書かれていました

ソルチルに何かを言おうとするミョンジャなんですけど、「何も言わないで」とソルチル。
2人は 自然に、今まで通りの母娘関係に戻ることができました

ミチルから知らせを受けたイルハンは、ソルチルに会いに行きました。
ミチルが以前からソルチルの事情を知っていたことを話したイルハンは、
「ミチルもつらかったはずだ。
心に余裕ができたら、ミチルのことを慰めてやってくれ。」
と言って帰って行くのでした。

イルハンはその直後 ハナムに会い、ソルチルが家に戻ったことを報告して
お酒を飲んで楽しみました
そして、イルハンは ハナムにソルチル攻略法（？）を伝授するのでした～

手術後、なかなか意識が戻らないヤンパルでしたが、
一般病棟に移ると、すぐに目を覚ましました。
ミョンジャのことを「おばさん 誰？」と言うヤンパル。
ミョンジャは、記憶障害！？と動揺するのですが・・・
「僕の妻はそんなに老け顔のオバさんじゃない！もっと若々しくて美人です」
と言うのでした冗談が言えるほど元気なんですね～。

そこにソルチルがお見舞いにやって来ました
「忠誠！」と敬礼すると、ヤンパルも「忠誠！」と返しました。

病院から帰ろうとしたソルチル。
入り口でミチルに会いました。
笑顔でミチルを抱きしめるソルチル。
ミチルも喜んでくれました
その後、屋台で一緒にお酒を飲みに行った2人。
過去を水に流して、楽しむのでした～
純粋で鈍感なソルチルと鋭くて毒舌なミチル。
それがお互いの魅力ってことを理解し合うのでした

ヤンパルの入院費を清算しようとしたミョンジャ。
トクチルが用意したお金で支払いをしようとしたのですが・・・
既に清算済みでした。一体誰が？

元夫スハンから連絡を受けたトクチル。
「友達と海外旅行に行っていた」と話すスハンでしたが、
ヤンパルは既に回復し、退院したので、トクチルは
「もう用はないわ」と言って電話を切るのでした

ヤンパルの手術を手配してくれたことへのお礼として
ソンテクにポロシャツをプレゼントしたトクチル。
早速 お店でポロシャツを着てもらいました

まぁ、この先の展開は読めますよね？なんて 前置きをしつつ・・・

ソンテクが服を脱ごうとした時に元妻が現れたのです
（お約束っ！ってな展開ね）
「女からのプレゼントだなんて不快だわ！こんな服着ないで！」と元妻。
ポロシャツを奪って持って行ってしまうのでした

「どうして離婚した奥さんの言いなりなの？
たとえ私たちがどういう関係になろうと、
離婚した奥さんには関係ないでしょ？」
奥さんが原因で離婚したはずなのに、ソンテクが元妻に振り回されていることが
トクチルには理解できないのでした・・・

その夜、ナ家では ヤンパルの退院祝いが行なわれました
ヤンパルを病院まで迎えに行ったのはイルハン。
「正式な婿はテジャだけなのに、何で来ないの？
婚約者のイルハンは、正式な婿より立派ね～」とミチル。
家族がいるのに"サムギョプサル"をおねだりしちゃったり・・・
そんな中、ジョンチルは 肩身の狭い思いをしていました。

その頃 ジョンチルの夫テジャは、"入隊命令通知"が届き、落ち込んでいました
そこに帰って来たジョンチルが、「嫁の父親の退院祝いになぜ来てくれないの？
すごく肩身の狭い思いをしたのよ！」と怒ると、"入隊命令通知"のことで悩んでいるテジャも
「俺だって大変なんだ！大学の勉強に夫の役割、母さんのご機嫌取り・・・
お前は自分のことしか考えないのか」とキレました
そして、「アンタなんかいなくなればいい！」とジョンチルが言うと、
「望みどおり消えてやるよ！」とテジャ・・・

家に帰ったソルチルに「時が経てば、これも思い出になる」とヤンパル。
今まで、事実を隠していたことを詫び、実の母捜しをしていることを伝えました。
「ミチルは、ずっと前から知っていたそうです。
一番つらかったのは、ミチルのはずです。」とソルチルが言うと、
ヤンパルは驚き、ショックを受けるのでした・・・

イルハンから「ソルチルが断れないように積極的にアタックした方がいい」
と助言を受けたハナムは、早速 行動に移しました。
"生活費が尽きて、もう3日も何も食べてない。"
と嘘のメールを送りました
メールを読んだソルチルは、すぐに自宅近くの公園までハナムに会いに
行こうとするのですが・・・庭でヤンパルと遭遇し、
「ちょっと、高校時代の友達と会って来る！」とかなり動揺しながら嘘をついて
出かけて行きました
ハナムにお金を渡し、すぐに帰ろうとするソルチルでしたが、
「家まで送るよ」とハナム。

ハナムと一緒に家の前まで行ったソルチル。
でも、ハナムはなかなか帰ろうとしません。
その時、門の向こうにはヤンパルがいました！
ソルチルの話し声に気付いたヤンパルが門に近づいてみると・・・
ソルチルが若い男性と一緒にいるではありませんか
驚くヤンパル！

すごく気になるところで、第45話終了です