クルマ好人雑記帳(移転しました)

速いだけがスポーツカーじゃない、小さいだけがコンパクトカーじゃない。新しいクルマの価値を模索するメモ帳です。

屋根を切る勇気

2009-05-12 21:13:55 | クルマ

レクサスISのカブリオレ、IS250Cが遂に日本に上陸しました。
グレード名から分かる通り、2.5L・・・・そんなことはどうでもいいんです。
見た目から分かるのは、幌じゃなくて電動のメタルトップだということと。あとリアはカブリオレ専用のデザインをしているということくらいでしょうか。フロントはセダンと一緒ですよね。
少し面白かったのがターゲット層。メインは女性ということですが、その具体的な内容はというと「高所得のキャリアウーマン」、「高所得世帯の奥さま」。
やれやれ。なんて細かい狙いなんでしょう。
僕のこのコンセプトというか、考え方には反対ですがこの時期をカブリオレを日本で売ろうとした勇気がすごい。レクサスにはSC430とかいう意味不明なクルマがありますが、SCよりも断然カッコいいと思います。
このセグメント(Cだったかな?)のオープンはライバルとしてBMW3、M・ベンツのCLK、アウディ・S5などライバルが多い紛争地帯です。そこに参戦しようとしたレクサスがすごい。しかも日本で売ろうと決めた判子がすごい。(笑)
僕はやはる欧州の自動車メーカーには伝統を重んじる精神があると思うのです。前述したクルマたちを例にとると、あのクルマ達は何度もモデルチェンジされて現在販売されています。(CLK・S5は違うけど)あのテのクルマは大ヒットするようなクルマじゃないけども毎回モデルチェンジする度に必ずラインナップに追加されています。それは何故なのでしょうか。
それは「作らなければならないから」だと僕は思います。売れない車を生産中止にしていくというのは、自動車メーカー、会社にとってマネージメント的に間違ってはいませんよね。でも作る。それってクルマとしてとても大切なことなのではないかと。
スーパーカーメーカーはいいです。だって性能の良いクルマしか作っちゃいけませんから。でもレクサス、高級車部門だし販売数はそう多くはないはず。トヨタグループだけれどトヨタは59年ぶりの赤字。そんな時代にISを送り込んだその勇気をたたえます。(何様!?)
個人的にレクサスの中で一番気になるのはIS。残りはう~ん、という感じ。
レクサスの中で唯一面白みのありそうなクルマだなと思います。モデルチェンジが楽しみです。
レクサスのスポーツカーはいつでるの?




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2 コメント

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Unknown (Rs)
2009-05-16 17:49:07
僕はこのクルマに対してはあまりいいイメージがありませんね。
ISは好きですが、それをわざわざメタルトップにする理由がよく理解できません。もし「海外メーカーがやっているから」というのだけが理由なら、なんか短絡的な気がします。

レクサスのスポーツカーといえば、今LF-Aの開発が進んでますよね。ニュル24耐にエントリーしたりと、何かと話題を作ってるクルマですが。
トヨタも大分力を入れているようで、個人的には結構好きなんですが、果してどれ程のものなのか・・・
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Rsさんコメントありがとうございます (X5)
2009-05-31 22:08:04
アメリカではこのようなオープンカーが流行っている、というよりもある程度需要があるようです。アメリカだと似合いますねw
LF-Aの登場で日本メーカーのスポーツカーが増えてきますね。今後はトヨタも走りを意識した新型車を出してくるということで期待が膨らみます。新社長がモータースポーツ好きだとか・・・。これでもう「トヨタには情熱がない」とか言われなくなるかもしれません。でもそう言っているのは僕たちクルマ好きだけなんですけどね。(笑)
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