クルマ好人雑記帳(移転しました)

速いだけがスポーツカーじゃない、小さいだけがコンパクトカーじゃない。新しいクルマの価値を模索するメモ帳です。

車好きをどう育成するか

2011-08-31 21:00:00 | クルマ
一年前にアメリカ・シアトルに留学した友達が今、日本に一時帰国しています。
この間久々にあったのですが、飛行機に乗り遅れてしまったらしく帰国が少し遅れてしまったようです。アメリカに行っても根本的には変わってないんだなーと少し安心しました。

http://blog.goo.ne.jp/kosaku1222/e/d8bd31f9ce96fbbc008bba0078e290d6

池袋を徘徊し、スターバックスに立ち寄って「おいおい高すぎるだろ!詐欺じゃねぇか!」と憤慨する友達。なんでも200円程で、もっと大きな容器で提供してくれる本場シアトルのスターバックスとは大きく違うようです。

そして「なんで皆iPhoneを使ってるの?」と店内で質問する友達。「う~ん日本人だから?」と曖昧な答えを返す僕。

まあそんな感じでグダグダすごしたわけです。
話は運転免許へと変わります。アメリカで3~5万円で免許を取得した友人は既に自分の愛車をもっています。
車種は日本では売られていないサイオンtc。基本的に親からの仕送りで生活をしている彼ですが、円高の影響で少しだけ生活が楽になったというわけではなく、仕送られてくる金額も、そう高いものではありません。しかし、車を購入し維持できるということを羨ましいなと思いました。彼はとってもtcを気に入っているらしいです。びっくりしたことは彼の口から次々の車の名前が出てくること。まさか、「ヒュンダイ」とか「キア」なんて名前もすらすら出てくるとは思いもしませんでした。(アメリカではポピュラーなんでしょけど)

何の車が欲しい?とか聞かれたので 「ミニ、とかかな。」「ふーん、ビートルとかは?」

一年前の彼は映画とオンラインゲームが大好きな少年だったのでまさかこんな会話が成立するとは・・・。環境で人は変わるものなんでしょうか。

アメリカの若者にとっては自動車はファッションでもあって、なおかつ便利な移動手段でもあるわけです。
逆に日本はというと、移動手段という価値すらも、もはや自動車にはありません。それは世界最高峰の正確度を誇る日本の公共交通機関が関係してくるだろうと思います。電車を馬鹿にしたりなんて考えは全くありませんが。

それは仕方がないとして、自動車というものにどういった付加価値をつけていくかが今後の課題といえるでしょう。AKB48は音楽界への冒涜だとはいわれていますが、あのビジネスとしての形態は見習うべきものがあると思います。(決してクルマに特典をつけるとかではなく、クルマ自体の価値を上げるという意味でです)
ファッションとしても高すぎるし、移動手段としても高すぎる。もっと手軽なモノに成るべきだとは思います。自動車自体の価格とか自動車関係の税金とか。ただ、増税がモットーの新しい総理。自動車税までその波が来ることは、あまり考えられませんが危機感は持っておきたいですね。



日本という国で車好きを営むというのは、滑稽なのかもしれません。

だからといって車好きを止める気はさらさらありませんがね!



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